寝る子のヌシのお泊り帳

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【宿泊記】ストリングスホテル東京インターコンチネンタル The Strings by InterContinental Tokyo エグゼクティブルームに2段階アップグレード

「エグゼクティブ キング」

東京都港区の品川駅港南口にあります。

駅前に立つ高層ビルの品川イーストワンタワーの26階から32階がホテルです。

ホテルの開業は2003年5月20日です。

 

26階にあるフロントはカウンター程度の小ささでした。その程度でも間に合うのですね。

スタッフは総じて若い方が多かったのは、運営のツカダグローバルホールディングスの他ホテルと似ていると思いました。

それにしても、このホテルのロビーは待ち合わせに使えるソファなどがほとんど無く、小ぢんまりとしています。

ツカダが運営するホテルは「インターコンチネンタル東京ベイ」がパブリックスペースを減らしてラウンジに改装していたり、「キンプトン新宿」も待合いスペースがほぼ無かったりしています。

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ツカダが運営するホテルの方針でしょうか?

…だとするとロビー階の社交場的な雰囲気が好きな自分にとっては、つまらないホテルだなぁ。

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客室階へはカードキーがないと上がれません。通常はエレベーターかご内にセンサーがありますが、こちらのホテルはロビー階のエレベーターホールに入るためのセンサーがあります。一見すると扉には見えない、まるで隠し壁のようなモノでした。

エレベーターはシースルーでホテル内の巨大な吹き抜けの中を上がっていきます。

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客室階のエレベーターホール

エレベーターを降りると、なんとも言えぬ素敵な香りに包まれていました。アロマは好きなのですが、家に猫がいるため自宅でアロマは出来ません。ここぞとばかりに嗅いでおきます。

本日の部屋は最上階の32階ですが、ホテルそのものが26階以上なので、階数の違いによる眺望の変化はそれほど大差ないのでは?と思いました。

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客室階の廊下

吹き抜けを囲むようにして廊下が伸びています。このようなホテルの構造の場合、安いホテルだと外が見えない内向きの客室があるものですが、ここにはありません。

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フロア図(避難経路図)

ロの字型のレイアウトです。こうしてみると吹き抜けが大きいですね。

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扉まわり

濃いめの色をした建具が締まった印象を与えます。

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クローゼット

入口を入ってすぐ横にあります。

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ハンガーとアイロン。

クローゼットは狭い割には様々な物が詰め込まれている感じで、使い勝手は悪いです。

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バスローブ。 加湿空気清浄機は取り出しづらいので使用しませんでした。

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セーフティボックス

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エグゼクティブキング

部屋面積は32.5㎡。

ホテルの案内によると、

ストリングスホテル東京インターコンチネンタルのエグゼクティブルームは、東京の美しい眺望を楽しめるモダンな客室。

モダンなインテリアが安らぎの空間を演出し、目の前に広がるパノラマと開放的な空間が、心くつろぐリラックスしたプライベートタイムをお約束します。

…とのことです。モダンが売りなんですね。

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別角度から。窓側から見た部屋の様子です。モダンじゃねぇ。

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ベッド

めちゃめちゃ幅広です。家族4人が川の字になって寝られます。

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マットレスはもちろんシモンズ製です。

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枕はフッカフカです。ひとつは抱き枕として使用しました。 

ナイトウェアは着心地の良いパジャマでした。

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向かって左側のサイドテーブルです。ヘッドボードに照明スイッチとコンセント。

ターンダウン後のチョコレートが置いてありました。

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向かって右側のサイドテーブル。こちらのほうがコンセントの数が一口ずつ多いです。

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クローゼット内ではなくベッドの足元に使い捨てスリッパが用意されていました。

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意外だったのがワーキングデスクが無くてラウンジテーブルのみだったこと。

場所柄、仕事で泊まる人も多いと思うのですが。

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ミネラルウォーターが2本。

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ソニー製のテレビ。 

BOSE製のワイヤレススピーカーは家にあるものと同じなので使いやすかったです。

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エアコン操作部は一昔前のデザイン。 折りたたみ式のバゲージラック。

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存在感の高いバーカウンター。

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ネスプレッソ 

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紅茶は国内のインターコンチネンタルではお馴染みのTWGでした。

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コップ。電気ポットとアイスペール。

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冷蔵庫内はミニバーがほぼ占有しています。

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窓辺のカウチソファ。これがなかなか外の景色を眺めるのに使い勝手が良かったです。

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眺望

32階だけに眺望は約束されています。ただし部屋によっては隣のビル壁が迫る場合もあると思います。

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今回の部屋は品川駅を眼下に望めるトレインビューの楽しい部屋でした。

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ただしトレインビューにしては、部屋が高層階なので列車との距離がありすぎるかもしれません。また意外にも音が聞こえてきます。

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線路を挟んで立つ、かつてのパンパシフィックホテル。警察車両が止まっているなと思ったら、窓に訓練中の文字が。取り壊される前に色々と利用されているようです。

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夕方 そして夜。

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コロナの影響ですね、向かいの品川プリンスの部屋の灯りも少なめです。

 

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以前に品川プリンスを泊まった時は大勢の宿泊客だったのに寂しいものです。

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なお、このホテルの夜景に関しては品川という場所柄もあってか、摩天楼が至近に屹立するようなダイナミックさにはいささか欠けている様に思えます。

逆に空は広々としています。

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水回り

コンパクトにまとまっています。インターコンチネンタル系の水回りにしては狭い印象です。

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入って左手に洗面台。シングルレバー混合栓なので使い勝手は良いです。

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シャンプーや石鹸はインターコンチネンタルではお馴染みのアグラリア。

アメニティは箱入りです。

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袋に入ったドライヤーと体重計。

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タオルはフッカフカ。ホテルのタオルってどうしてこんなにフカフカで大きいの?

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ガラス戸を開けるとバスルーム。

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バスタブは足が十分に伸ばせる大きさがあります。ただしカランが2ハンドル式なので温度調節が面倒です。

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シャワーはハンドシャワーのみです。

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お手洗い。ウォシュレットのリモコンボタンはカチッと押し込むタイプ。

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今回宿泊してみて感じたのは、トキメキ感の薄いホテルだということです。まず館内の飲食施設が圧倒的に少ないです。どの店にしようかな〜という楽しみがほぼゼロ。

コロナ禍で休業中の店舗があるのは仕方がないですが、それにしてもホテルメイドのパンやスイーツが少なすぎます。ホテルに滞在する喜びというか楽しみが全く感じられませんでした。

なんだか品川駅前の高級ビジネスホテルといった印象しか残りませんでした。