「クラブ スーペリ アツイン」
東京都港区海岸1丁目にあります。
住所だけを聞いてもピンときませんが、伊豆七島への船が発着する竹芝桟橋に面しているといえば分かる方も多いのではないでしょうか。
ホテルの開業は1995年9月1日。
もうそんなに昔のことになるのだなぁ〜(遠い目)。
このホテルが開業した頃は、雑然としていたた倉庫街が再開発で見違えるようになり、竹芝も変わったなぁ〜と驚いたものです。
ホテル外観
ホテルの運営は開業時は西友の子会社のホスピタリティ・ネットワークでしたが、現在はツカダ・グローバルホールディングの子会社となり、株式会社ベストホスピタリティネットワーク(本社:東京都港区)が運営しています。
どうでもいいけどカタカナ企業って増えたなぁ。名前だけだと何をやっている企業か見当がつきません。
ちなみにツカダグループのホテル事業は、他にも品川の「インターコンチネンタルストリングス東京」「キンプトン新宿東京」、そしてIHG以外に名古屋で2つのホテルを運営しています。
それらに泊まってみた感じでは、どのホテルも若いスタッフが多い印象ですが、ブライダル事業を手掛ける企業の特徴でしょうか?
午後4時過ぎにチェックイン。
誰も客はおらず待つことなく手続き終了。
以前に泊まった時と比べてロビーが小ぢんまりとした印象を抱きました。
どうやら広々としたパブリックスペースを新しいラウンジに改装したようです。
チェックインを済ませて客室へ向かいます。
さて、今回は最安の部屋を予約していましたが、「スパイア特典」でアップグレードしていただけました。「クラブフロア」の客室です。
・・・とは言ってもクラブラウンジのアクセス権は無しです。
客室の調度品や、高層階になったぐらいの違いしかありません。
むしろリニューアル時期の新しいエグゼクティブフロアの方が、部屋がキレイなのでは?と思うのですけど致し方なし…。
パブリックスペース
エレベーター内のボタンはクラブフロアやエグゼクティブフロアなどの表示がやたらと多くて、一瞬戸惑います。
客室階のエレベーターホールです。
本日の部屋はクラブインターコンチネンタルフロアの23階です。
クラブフロアは2013年に全面改装が行われているとのことです。
フロア図
避難経路図です。
回遊式の廊下になっています。
東京湾側の部屋にやたらと広い部屋がありますがスイートでしょうか?
泊まるのは叶わぬ夢でしょうが、せめて見学してみたいものです。
扉まわり
主電源はカードキーをスロットに差し込むタイプです。
清掃札は昔ながらにドアノブにぶら下げるタイプです。
エアコンの操作パネルはシンプルです。
クローゼット
部屋を入ると横にクローゼットがあります。
バスローブが吊るされていました。
バゲージラックは安っぽい折りたたみパイプ式。
傘や洋服ブラシ
予備の枕。
ハンガーは黒色で統一。サテンハンガーも黒色。
使い捨てのスリッパは、ビジネスホテルのモノより厚みがあって履き心地は良いです。
体重計。こういうのって毎回消毒しているのですかね?
前の利用者の水虫でも伝染ったら嫌なので使わないようにしています。
ナイトウェアは随分と可愛らしい柄をしています。
セーフティボックス。
クラブインターコンチネンタルフロア スーペリア ツイン
フロアによって部屋の設備や内装が違います。
部屋面積は35〜41㎡。
ベッド
サイズは122cm✕203cm。
大きな枕とクッション。
枕の数が少ないので就寝時に片付ける手間が省けて助かります。
ベッドや寝具ははシーリー社と昭和西川との共同開発とのことです。
ヘブンリーベッドみたいなものでしょうか?
サイドテーブル
サイドテーブルのトップは大理石調です。
コンセントはACのみ。
そして深い引き出しも備わっています。
枕元にこれだけ大容量の引き出しは何に使えば便利なのだろう?
替えのオムツを入れておくとか?
サイドテーブルにはスピーカーも。
この品に限った話ではありませんが、サイクルが早い商品の製品規格に併せたホテルの備品を取り入れると、いづれ使いにくいモノになってしまいます。
フットベンチの上にはランドリーバッグ。
机まわり
シンプルな形状の白色デスクは清潔感があります。
椅子の背もたれも厚みがあって座り心地は良いです。
これなら長時間机に向かって作業をしていても苦になりません。
机の右横には電話機が置かれた小さな台があります。
その台の上にある扉を開くと、中にはコンセントなどが収納されていました。
机の左横にはバゲージラックがあります。
大切なスーツケースを傷つけないように柔らかなクッションが張られていました。
バゲージラックの引き出し内にはホテルの名前が入った紙袋。
紙質もよくしっかりとしていて重量物でも耐えられそうです。
テレビ
シャープのAQUOS。
リモコンとDVDデッキ。
バーカウンター
テレビの下にはローボードがあります。
天板の上にはコンプリのミネラルウォーター。
エスプレッソマシン。
引き出し内にはネスプレッソのカプセルが4種類。
お茶は国内のインターコンチネンタルではお馴染みのTWGです。
しかし最近開業したインターコンチネンタルではTWGを見かけなくなったのが残念。
八角形のアイスペール
あまりお洒落なデザインではない普通の電気ポット。
冷蔵庫の中はミニバー。
ミニバーの飲み物の種類は少ないので、冷蔵庫内に持ち込み品を冷やせるスペースは確保されています。
尚、冷蔵庫内にあるネスプレッソのカプセルは有料です。
ミニバーのプライスリストです。
ネスプレッソのカプセルって1個400円もするの?
ちなみにネスプレッソマシンはクラブインターコンチネンタルフロアとエグゼクティブフロアのみに設置されているそうです。
インターコンチネンタルにしては随分とケチくさいですね。
ソファ
窓辺には立派なソファが鎮座しています。
両サイドの肘掛けの出っ張りが無駄に大きく、ゴージャス感を醸し出しています。
眺望
リバービューの部屋です。
ベイビューの方が価格設定は高くなっていますが、個人的には夜景がキレイでスカイツリーも望めるリバービューの方が好みではあります。
夜になると眼下の竹芝桟橋が賑やかになります。
東海汽船が出航の準備中で忙しそうでした。
日中の桟橋は水中翼船が発着しています。
水回り
広々とした水回りです。
このあたりはビジネスホテルとの違いを明確に感じます
バスタブ
バスタブは足を伸ばせるサイズは確保されています。
それにしても複雑な形状をしたバスタブです。
私は家で水回りの清掃担当なので掃除の面倒さが心配になります。
カランは壁面にあります。
また2ハンドル式なので温度調節が少々面倒ではあります。
洗面台
バスタブの隣に洗面台があります。
洗面台の鏡はバスタブの鏡とつながっているので、水回りが広く感じられます。
楕円形のシンクです。
水栓機器に曇りや汚れはなくキレイに磨かれていました。
アメニティ
アメニティはインターコンチネンタルではお馴染みのアグラリアです。
歯ブラシや髭剃りなどのアメニティは一通りそろっています。
袋に入ったドライヤーはパナソニック製。
シャワーブース
洗面台の隣がシャワーブースになっています。
ハンドシャワーの他にレインシャワーも備わっています。
ミニボトル以外にボトル詰め替え式のMIKIMOTOのシャンプー類も用意されています。
タオルはホテルのロゴが刺繍されていました。
それにしてもホテルのタオルってどうしてこんなにフカフカなのだろう。
我が家のバスタオルはパイルが潰れペシャっとくたびれ果てているので、ホテルのタオルで濡れた身体を拭くとテンションが上がります。
お手洗い
シャワーブースの隣にお手洗いがあります。
ウォシュレット操作部は機能を絞り込んだリモコンタイプです。