「エグゼクティブ シングル」
名古屋の中心部、中区の栄にあるシティホテルです。
栄には様々なホテルがありますが、その中では最も大きく高級感のあるホテルではないでしょうか。
通りから少し奥まった場所にあるので真正面を向いていると気づかずに通り過ぎてしまうかも。
ホテルの開業は1987年8月20日、運営は株式会社東急ホテルズ。
東急グループの中で最大級の規模を誇る国際シティホテルとして、国内外のVIPをはじめ地元客にも愛されてきた、名古屋の老舗ホテルのひとつです。
2018年夏にパブリックスペース(1階)エントランス・ロビー周辺・コーヒーハウス『モンマルトル』のリノベーション、レストラン、客室の改装およびホテル内各種設備機器更新の工事で全館営業を休止するなどリニューアルにも力を入れています。
2014年から順次客室の改装をしていましたが、2018年に、エグゼクティブフロアの客室改装工事を行い、エグゼクティブワーカーやライフスタイルに合わせたホテルステイを楽しむ客向けに客室での快適な滞在を提供する136室のエグゼクティブルームに生まれ変わりました。
ちなみにこの宿泊記はリニューアル工事が行われる前のものです。
よって現在とは客室の様子が大幅に異なっていることをご了承下さい。
パブリックエリア
客室階のエレベーターホール。
今回は上層階(14〜16階)にあるエグゼクティブフロアに泊まりました。
エグゼクティブフロアの廊下。
フロア図
避難経路図です。T字型のレイアウトです。
それぞれの廊下の突端に非常口があります。
扉まわり
少々古びた感じはありますが、薄っぺらさのない重厚な感じの建具です。
カードキーです。
ちなみに現在のエグゼクティブフロアはエレベーターホールにセキュリティドアが設置されてフロアセキュリティが導入されています。
エグゼクティブシングル
エグゼクティブフロアにあります。ちなみにこの宿泊記はリニューアル工事以前のものなので、現在はもっと綺麗で立派な客室に変わっています。
客室面積は19.6㎡〜21.9㎡。
カーテンを開けると大きな窓から光が差し込みます。
ベッド
シングル名称の部屋ですが、ベッドのサイズは140cmのダブルサイズ。
枕と市松模様のクッションが1種類ずつ。
サイドテーブル
電話と目覚まし時計、そして照明のスイッチ、ACコンセント、メモ帳。
時計などのコントロールパネル。ラジオも視聴可能。
電源部分の拡大。USBコンセントはありませんでした。
読書灯はチンアナゴのようなフレキシブルアームのLED。
机まわり
横幅のある使いやすいデスクです。
天板が広々としているので、思いっきり書類などを広げられます。
椅子はキャスター付きなので着席が楽です。
机の前にある鏡は扉付きなので、不要の際は閉じておくことが出来るのが良いです。
デスクライトは光量もあって明るい。
バーカウンター
電気ポットは大容量です。
グラスやマグカップなど
冷蔵庫内はミニバーで占められていますが、持ち込み品を入れるスペースは多少残されています。
バゲージラック
表面は布張りなので傷をつけたくないスーツケースをお持ちの方は安心でしょう。
引き出しの中にはセーフティボックス。
そしてランドリーバッグ
もう片方の引き出しの中にはナイトウェアが入っていました。
クローゼット
姿見が付いた引き戸式のクローゼットです。内部には使い捨てスリッパなど。
エアコンの操作パネルは一昔前のタイプです。
ソファ
窓辺にはオットマンの付いた一人がけ用ソファがあります。
コーヒーテーブルもあるので寛ぐことも可能です。
眺望
シティビューですがホテル超高層の建物ではないので、それほど面白みのある風景でもなく栄の雑居ビルビューとった感じです。
下を見ればホテルのプール天窓や宴会場スペース。
夜景はこんな感じ。ネオンが眩しいことも無く静かな感じが逆に落ち着きます。
水回り
ビジネスホテルと違って広さはあります。
バスタブ
バスタブも足を伸ばせる程度の大きさは確保されています。
タオル
洗面台
鏡も大きくてシンク周りもスペースがあって身支度しやすい。
ただし2ハンドル式なのが古さを感じます。
アウスレーゼがおじさん感を醸し出す。
アメニティ
石鹸はホテルオリジナルの包装がなされています。
ドライヤーはパナソニック製
お手洗い
ウォシュレットの操作部は便座に付随した昔ながらのタイプです。
ちなみにエグゼクティブフロアではルームサービスで限定朝食をいただけます。
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