寝る子のヌシのお泊り帳

旅好きヌシの宿泊(IHG系多し)乗り物&猫暮らし

【宿泊記】HOTEL URBAN GRACE GRAN ホテルアーバングレイスグラン / ビルをリニューアルした小綺麗なホテル

「プレミアムダブル」

山形駅東口を出て北へ徒歩数分の位置にあります。

周囲は雑居ビルやオフィスビルなどがありますが、夜になるとちょっと寂しい感じもする環境です。

建物の外観は表向きはまるで新築のような新しさを感じますが、裏側から見るとかつての雑居ビルをリニューアルしたのがわかります。遠目から見ても経年を感じさせる建物です。

 

ホテルの開業は2020年7月3日と山形市内のホテルとしてはかなり新しい部類に入ります。

ホテルの経営はアルファクラブ株式会社(本社:栃木県宇都宮市)。

山形以外に宇都宮や福島県いわき市にも同じ名称のホテルがあります。

元々はホテル経営よりも冠婚葬祭業が主な会社のようです。

それにしてもホテル名の正式名称が英語表記なのは不便です。 

ホテル外観

ホテルの宣材写真が夜間のライトアップされた建物の場合、大抵は建物外観に自信が無いあらわれです。

チェックインが遅くなったので必然的に夜の外観となってしまいました。

でも、市街地のビジネスホテルを利用する際は日没後のチェックインが多いので、夜の外観写真のほうがむしろ感じが掴みやすくてそれはそれで便利なのかもしれません。

フロア図

地上6階地下1階建てです。

客室フロアは4階以上からで1フロアに6部屋、合計18部屋しかありません。

パブリックスペース

エレベーター内は白木風のインテリアです。

客室階のエレベーターホールです。

エレベーターは1基のみですが部屋数が18室しかないので充分だと思います。

客室階の廊下

白木風の建材を多用しています。

フロア図

避難経路図です。503号室だけが他の部屋と比べて狭いのがわかります。

感心したのが非常口の案内が丁寧だったことです。

ただし説明文は日本語表記のみでした。ホテル名は英語表記にこだわっているクセに、こういうところがチグハグです。

客室の鍵とホテル玄関の鍵の2種類に分かれています。

鍵についているプラスチックカードのキーホルダー部分をスロットインして主電源がONになります。

扉まわり

建具は白木風のデザインです。

清掃札はドアノブに吊り下げる方式です。

入り口の近くに大きな姿見が設置されています。

入口付近から部屋を見た様子です。

和の雰囲気が伝わります。

ちなみにフロアごとにインテリアのテーマが決まっており、今回宿泊した5階は「ジャパニーズリッチ」。他は4階が「カジュアルリッチ」、6階が「シックリッチ」となっています。

ズボンプレッサーは各部屋ごとに備わっています。

プレミアムダブル

客室面積は17.5㎡です。収容人数は1〜2人。

別角度から見た部屋の様子です。

天井や建具に和の雰囲気が色濃く反映されています。

ベッド

マットレスはシモンズ製。

サイズは140cm幅のダブルベッド。大人2人で寝るには少々狭いです。

枕は1種類のみです。

ナイトウェアは着心地の良いセパレートタイプです。

サイドテーブルは無くヘッドボードのみですが、上部に厚みがあるので小物は置いておけます。

ヘッドボードの上部にコンセントが設置されています。

枕元からやや距離があるので充電ケーブルが短いと寝転びながらスマホを眺めるのは不便です。

テレビとエアコンのリモコンがひとまとめにしてありました。

机まわり

スペースの有効活用のために椅子前部分の天板は切り欠きされています。

椅子はオーソドックスなスタイルです。

デスクライトはアームスタンドのLED。

引き出しの中にはメモ帳、携帯電話の充電器が入っていました。

ホテルディクショナリ

客室備品の使用説明書が記されているなど、丁寧です。

レターセットはシックな風合い。

電気ポットにコーヒーメーカー。

カップやグラス類。

ドリップ式ではないコーヒーにビジネスホテルとの違いを感じさせます。

コンプリのミネラルウォーターは山形県らしく出羽三山の水でした。

冷蔵庫の扉もまた木目調。客室のテーマに合わせています。

冷蔵庫の収納力は割と高めだと思います。

テレビ

ソニー製の43インチです。

各種情報をテレビ画面からチェックできます。

ソファセット

一人がけのソファとコーヒーテーブルが備わっています。

空気清浄機はシャープ製。このデザインの製品は初めて見ました。

クローゼット

最近のホテルにしては珍しく扉付きのクローゼットです。

ハンガーは木製で高級感があります。

くつべらとブラシ

セーフティボックス

使い捨てスリッパはシックな色合いで底の厚みもあり履き心地は良かったです。

こちらがその上質なスリッパです。

『j.thirty four 』というタグが付いていました。

窓まわり

一見すると旅館にいるかのようです。

左側の障子はめ殺しとなっています。

プリーツの遮光カーテンとなっています。

ただし左側の障子窓には遮光素材が無いため、朝は光が差し込んでしまいます。

暗い状態で遅くまでグッスリと寝ることはかないませんでした。

窓は少しだけですが開きます。換気が出来るので良いですね。

眺望

 

昼間の様子です。すぐ横を通るのは奥羽本線をまたぐ県道の陸橋です。

建物の隙間からは線路も見えます。

夜間の様子です。道路の交通量はそれほど多くなく、また窓の遮音性の高いので騒音に悩まされるようなことはありませんでした。

ちなみに向かいの建物は上層階が住宅となっており、プライバシーが丸見えなので気を使います。

左側を見ると山形駅西口にある高層ビル葛城セントラルが見えます。

あのビルの上層階にはワシントンホテルがあります。

水回り

今どきのユニットバスです。

バスタブ

ビジネスホテルにしては大きめのバスタブですが、ユニットバスの場合はお湯を張って湯船に浸かろうという気分にはなりません。

手短にシャワーで汗を流すのが主流です。

洗面台

シンクの幅があるので、顔を洗っても水しぶきが飛び跳ねない安心感があります。

アメニティ

バスアメニティは随分と力を入れているのが感じられます。

MIKIMOTOの製品を使用しています。

歯ブラシやカミソリなどのアメニティも紙箱入りです。

タオルはご覧の通りのフッカフカ

今治タオルのハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルでした。

ドライヤーは袋入です。

お手洗い

ウォシュレットの機能はシンプルです。