「シングル」
島にあるビジネスホテルということがひと目でわかる秀逸なネーミングです。
部屋数は17室ほどの小さなホテル。3階建てですがエレベーターなどはありませんので大きな荷物を抱えて3階まで階段を昇るのは一苦労です。
福江港から徒歩9分の市街地にありますが、国道からは一本入った裏通りにホテルの入口があるので、周囲の環境は住宅地が主で静かです。一方でホテルの駐車場は国道に面しているのでわかりやすいです。
扉まわり
鍵は昔ながらのキーホルダーに付いた金属製の鍵でした。
クローゼットはなく、壁掛け方式。フックは4つありますがハンガーは2つ。
シングル
窓が大きいので明るいです。
ベッド
枕は1種類、ナイトウェアはガウンタイプ。ベッドカバーの花柄が昭和的。
机まわり
L字型の配置をしています。長辺の机には机上に物が置かれていないので広々としており作業しやすいです。
椅子に関しては、どこかのホテルの古い宴会場のお下がりって感じです。
窓側のテーブル上に、各種設備がまとめられているのは機能的です。ベッドのサイドテーブルが無いので、このテーブルがそれの代わりにもなっています。
目覚まし時計。プラケースの中にあるのはアイロンかと思いきやドライヤーでした。
冷蔵庫 テレビ エアコンの三種の神器
窓はくもりガラスでプライバシー確保
眺望はシティビューです。
奥の緑は福江城、手前の駐車場は国道に面したホテルの専用駐車場(無料)です。
水回り
ごく一般的な狭いビジネスホテルにありがちなユニットバスでした。
バスタブは狭く、カランは洗面と風呂の共用タイプです。
リンスインシャンプーは壁付ディスペンサー。
洗面台とお手洗い。今どき珍しくウォシュレットがありません。
アメニティはコップと歯ブラシのみ。タオルの色が鮮やかです。
福江市内でも安めのビジネスホテルですが、値段相応の設備でした。