「スーパールーム」
日本全国に展開しているスーパーホテル。そのロードサイド型の店舗です。
立地は東名高速道路の御殿場インターチェンジの東京方面入口のすぐそばです。
御殿場にはこの他にスーパーホテル御殿場 Ⅱ号館もあります。
国道138号沿いにあり、周囲は背の低い建物が多いので、遠くからでもわかります。
ホテル外観
外観は簡素な作りに見えますが、館内は思いの外ホスピタリティーあふれるビジネスホテルでした。
スーパールーム
これぞまさにスーパーホテルの代名詞といったタイプの客室です。
ホテルの客室紹介のウリ文句「お子様連れに大人気のお部屋」というのも納得です。
しかし喜ぶのは2段ベッドを知らない子供でしょう。
狭い家で暮らしていた者にとっては、2段ベッドは当たり前の存在です。
むしろ不便以外のなにものでもありません。
客室の面積は12㎡と狭いです。
そこに150cm幅のセミダブルベット、その上にロフトベッドがあります。
客室設備は加湿空気清浄機、静音冷蔵庫などビジネスホテルに必要な設備はひととおりそろっています。
テレビは32型液晶でVODは有料です。
ホテルの公式ホームページの客室案内に”VOD見放題”と記されています。
そのように表記するのは無料であれば納得ですが、有料なのに”見放題”という表記はちょっと変では?
出典:スーパーホテル御殿場 Ⅰ 号館 フォトイメージ集
初めてスーパーホテルを利用したのは何年前のことだったか覚えていませんが、場所だけはハッキリと覚えています。
新潟県にある「道の駅あらい」に併設されたスーパーホテル新井でした。
安くてキレイで、しかも2段ベッドになっていて、お互いの就寝環境が確保されるという点に驚いたものです。
その後スーパーホテルが全国各地に広まり、今では国内170店舗、海外2店舗にまで拡大するとは思いもしませんでした。
これもひとえに、経営者の手腕なのだなぁと感心しきり。
スーパーホテルもそうですが、アパホテルや東横イン然り、急速に拡大していくホテルチェーンとはスゴイものです。
経営のセンスなど微塵も無い私からすると、もはやそれらの経営者は神の領域です。
眺望
御殿場のシティビューです。目の前の通りは国道138号です。
天気が良ければ富士山も見えるのでしょうか?
平面式の無料駐車場は75台駐車可能です。
水回り
まるでユニットバスそのものを一体成型したかのようにコンパクトなバスルームです。
そうそう無いことかもしれませんが、一部分が壊れたりしたらどのように補修するのだろう?
コンパクトなバスタブはシャワーブースとしての利用がベストです。
湯船にゆっくりと浸かりたいのであれば、ホテル内には天然温泉「御汲の湯」があります。
なんでもお湯を奥湯河原から直送しているそうです。
ただし湯河原温泉から直送しているお湯の量に関してはどこにも記載がありません。
ペットボトル1本分かもしれないし、あるいはそれ以上かもしれません。
温泉の入浴時間は
【男性】15:00~18:45、22:00~翌朝6:30
【女性】19:00~21:45、翌朝6:45~9:30
となっていて、21時45分〜22時の間に男女入れ替えが行われているようです。
ホテル1階では無料の健康朝食なるものも提供されています。
しかし無料とは言ってもホテル側の持ち出しでサービスを提供しているワケではなく、朝食代込みの宿泊料です。
ホテルのホームページを見る限り、ホットミールもある和洋ビュッフェ形式で、普段私が食べているような不健康的な朝食に比べれば、ご馳走だと思いました。
朝食の時間は月~土6:30~8:30、日・祝6:30~9:00となっています。
寝坊助の私には利用しづらい時間帯なので結局食べずじまいでした。
御殿場インターチェンジ近くにある別のロードサイド型ホテルも宿泊しました。