「スタンダードダブル」
ホテル外観
ホテルの運営は株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント(本社:東京都港区)。
ホテルのオープンが2019年4月と新しかったので、それにつられて予約。
しかし、現地に行って気づきましたが実態はなんてことはない、「ホテルビスタ清水」のリブランド物件であり、元々は2007年3月開業のホテルだけに、設備面では新築ホテルとは違って、くたびれた家具が目につくものでした。
あらためてホテルの公式ホームページを確認したところ、ホテルの概要には開業ではなく2019年4月1日に運営を開始との記述がありました。
自身のチェックの甘さに反省です。
リブランド物件の多いマイステイズだけに、今後は気をつけようと思いました。
また、ホテル敷地内に平面式駐車場がありますが、連泊の車に継続利用の優先権があって、空いているのかと思って近づいたらコーンが置かれて塞がれた駐車枠が多々ありました。
パブリックスペース
客室階エレベーターホール
エレベーターは2基体制です。朝の時間帯でも混み合うようなことはありませんでした。
今夜の部屋は4階でした。エレベーターホールにはズボンプレスが置かれています。

客室階の廊下
照明は明るく、安心して行き来ができます。

フロア図
避難経路図です。廊下は中央に一本真っ直ぐ伸びるシンプルなレイアウトです。
避難階段は廊下の突き当りに1箇所のみ。

扉まわり
清掃札はマグネットタイプです。

カードキーをスロットに差し込んで主電源がオンになります。
マイステイズのブランドカラーである青色が鮮やかです。

マイステイズではお馴染みの、靴を脱いでスリッパに履き替えるように促すシステム。
この方法は、客室内に余計なゴミを持ち込まずに済むので快適です。

部屋の入口付近から客室を見た様子です。左手のガラス扉は後述するバスルームです。

スタンダードダブル
客室面積は15,2㎡です。
一般的なビジネスホテルの客室面積ですが、それ以上に広く感じられました。

別角度(窓側)から見た部屋の様子です。

ベッド
サイズは140cm幅のダブルサイズです。

枕とクッションが1つずつ。
ベッドスローと合わせたクッションの色合いが高級感を醸し出しています。

ナイトウェアは上下別のパジャマタイプなので着心地は良いです。

サイドテーブルはなく、ヘッドボード内にニッチがあります。
コンセントはACのみです。

机まわり
机の面積はそれほど広くありません。
それにも関わらず机の上には色んなものが置かれていました。

テレビ
机上の専有面積の大きなものがテレビです。

椅子
椅子の見た目は、おしゃれなものでした。

しかし、メンテナンスは適当なようです。
背もたれ部分がすり減って、中のスポンジが見えています。

机の引き出し内にはランドリーバッグと携帯電話の充電器。

机の下部には冷蔵庫とセーフティボックスが収納されています。

冷蔵庫の中は空っぽです。
大きなペットボトルなども収納できるように、棚の一部を切り欠いているのはアイデアものだと思いました。

セーフティボックス
国内のホテルでセーフティボックスを使ったことは一度も無いような・・・。


クローゼット
クローゼットとしてのスペースはなく、壁面のフックにハンガーがぶら下がっていました。

ハンガーの下部には靴べらや洋服ブラシなど。
使い捨てスリッパもありました。

加湿空気清浄機

バゲージラックは木製で格好良い。

エアコンの操作部は、プラスチックが黄ばんでおり、やけに使い古された感がありました。

客室照明にはライティングレールが使われているので、スポットライトの角度を自分好みに調節が可能でした。しかしホコリがたまっていました。

眺望
トレインビューホテルです。

翌朝の風景です。
東海道線だけに電車の本数は多いです。深夜も貨物列車が行き来しています。

左を見れば富士山も見えます。

線路が目の前ですが、窓が二重構造になっているので騒音に悩まされることはありませんでした。

しかし、この窓の難点はカーテンの遮光性が低かったことです。
これはホテルのカーテンとしてはダメダメでしょう。

水回り
洗面台
かつてはホテルビスタだったので、その特徴でもある分離型の水回りになっています。
洗面台は机の横にあります。

シンクは角型で、深さもあり水ハネもありません。

ドライヤーは面倒な袋入タイプでした。

アメニティは必要最低限なモノのみです。

お手洗い
個室タイプのお手洗いです。
便座が通常よりも若干前後に短いタイプなので、奥深くに腰掛ける必要があります。

ウォシュレット操作部はリモコンタイプです。

バスルーム
洗い場付きのバスルームは自宅にいるような感覚なので楽ちんです。

バスタブは足が伸ばせるサイズが確保されています。

シャワーヘッドは大型で水滴も心地よいものでした。

カランの水量も多く、バスタブにお湯を張るのも短時間で済みます。

シャンプー類はDHCのボトル詰替式です。
