寝る子のヌシのお泊り帳

旅好きヌシの宿泊(IHG系多し)乗り物&猫暮らし

【宿泊記】ANAホリデイ・イン 仙台 / 客室にマイナス思考の修繕痕が見られる Holiday Inn ANA Sendai

「ツイン」

宮城県仙台市にある宮城県内で唯一のIHG系ホテルです。

少し前までは東北地方のIHG系ホテルはここだけしかありませんでしたが、最近は秋田のクラウンプラザ岩手県安比高原のインターコンチネンタルやクラウンプラザなどが開業したことで、東北地方におけるIHG系のホテルの選択肢が増えたのは喜ばしい限りです。

沿革

ホテルは2001年7月20日に、仙台で最初のインターナショナルフラッグシップホテル「ホリデイ・イン仙台」として開業しました。

ホリデイ・インは確かにインターナショナルなホテルブランドですが、果たしてフラッグシップかどうかは微妙ではないかと個人的には思います。

ホテルはその後、2010年7月1日にANAホテルとの共同ブランド第1号として、現在のホテルにリブランドしました。

事業主は株式会社福田商会(本社:仙台市若林区)で、ホテル業よりも農業資材などの卸売がメインのようです。

ホテルの立地は仙台駅の南東方向にあり、周囲はマンションなどが多い印象です。

IHG会員故の宿泊実績稼ぎと、SFCプランの朝食無料が選択点の最たるものでしたが、それがなければホテル激戦区の仙台で、次もこのホテルに泊まるか?と問われれば微妙なところです。

・・・などと毎回思いながらも、結局ここを利用するのですが。

ホテル外観

パブリックエリア

ビジネスホテルに比べると高級感の漂うロビーからエレベーターで客室へと向かいます。 エレベーターかご内は木目調で落ち着いた雰囲気です。

客室階のエレベーターホール

本日の部屋は11階でした。雰囲気作りなのかも知れませんが照明が薄暗いです。

エレベーターホールには共用設備の電子レンジが消毒液と共に置かれています。

自動販売機も設置されています。

アイスベンダーもこの一角に備わっています。

これら自販機コーナーは特に扉で閉め切られているわけでもないので、アイスペールを持っての移動などは便利です。

客室階の廊下

右手がエレベーターホールと自販機コーナーです。

フロア図

避難経路図です。廊下は真ん中に一本真っすぐ伸びる単純なレイアウトですが、一部だけ支枝のような廊下が伸びています。

扉まわり

木目調の建具や家具が、ホテルのデザインコンセプトのようです。

客室の鍵はカードキーです。 スロットに差し込んで主電源がオンになるタイプです。

入口付近から部屋を見た様子です。

右手の扉が後述する水回りへの入口。 左手の引き戸はクローゼットです。

クローゼット

引き戸式で収納力は高めです。

ハンガーが掛かっているバーは、取り出しやすいように前後に稼働するタイプです。

消臭スプレーと除菌スプレー

パイプ式のバゲージラック。

スリッパは使い捨てタイプです。洋服ブラシは置かれていないようです。

セーフティボックス

ツインルーム

客室の面積は26㎡あり、一般的なビジネスホテルに比べると広々としています。

窓側から見た部屋の様子です。

ベッド

ベッド幅は120cmあります。

枕はホリデイ・インらしく硬軟2種類が用意されています。

ナイトウェア

サイドテーブル

両ベッドの間に設置されています。

電源は後付のタップですが、ACのみならずUSBコンセントも備わっています。

机まわり

机の上の面積は広めで、物も少なく作業がしやすい環境です。

椅子はキャスター付きで肘掛けもあり、デスクワークに適したものでした。

デスクライトが手元を明るく照らしてくれるので、客室全体が少々薄暗くても気になりません。

ティーセット

机の下の棚の中に電気ポット、その奥にアイスペールが収納されています。

コーヒーと緑茶、ほうじ茶のティーバッグが備わっています。

冷蔵庫の中身は空っぽです。

ちなみにコンプリのミネラルウォーターに関しては、チェックイン時にフロントで手渡されました。

エアコンの操作部。

テレビボード

部屋面積のゆとりから、このようなテレビボードまで設置されています。

テレビは簡単な情報テレビといったもので、昨今の混雑状況とかYou Tubeが視聴可能なネットテレビではありません。引き出し内にはランドリーバッグ。

残念だった点がひとつ。

この棚の最下段の引き出しの処理方法です。

この家具は不具合が多いのか、前回泊まった部屋では、セロハンテープを貼って引き出しを開かないようにしていありました。

その時の宿泊記です。

あまりにも見た目が悪く、応急処置的なことなのだろうと思っていたら、今回はセロハンテープではなくネジ止めして開かないようになっていました。

壊れた家具を直すのではなく、使えないようにしてしまう発想が驚きです。

窓辺には1人がけソファが2脚も配置されており、ゆとりある空間を感じさせます。

眺望

タワーマンションビューです。 日中の眺めです。

上を見れば空も見えるので眺望に関しては悪くはないです。

水回り

ビジネスホテルよりは広めです。

床や壁面がタイル張りになっているのも、少しだけ高級感があります。

バスタブ

足を伸ばせるサイズが確保されています。 シャワーはハンドシャワーのみです。

カランが2ハンドル式なので温度調節が面倒なのが難点でした。

洗面台

広々として物も起きやすく、シンクも深くて良いのですが、残念なのは風呂のカランと同様に2ハンドルなので使いづらいという点です。 アメニティはホリデイ・イン共通のパッケージに入ったものです。

ドライヤーはパナソニック製です。 タオル

お手洗い

ウォシュレットの操作部は便座に付随したタイプですが、古臭さはありません。

朝食は本来はビュッフェ形式ですが、まん防期間中ということでセット方式での提供でした。

個人的には料理を取る手間が省けるので、セット式の方が好みだったりします。

 

ツインの部屋はハズレが多いのでしょうか?

ちなみにダブルの部屋では不具合は感じませんでした。