「ツイン」
山形市内中心部にあるホテルです。
おそらく街の社交場的な役割を果たしてきたホテルであろうと想像できますが、近年開業した新しいホテルと比べるとどうしても設備面で見劣りがします。
またホテル前の道路が一方通行であることも車でのアクセス面で不便です。
ホテルの開業は1971年4月1日と古いです。山形市における都市型ホテルの第一号として山形新聞社と山形放送によって設立されたそうです。
1982年には新館増築、本館の全面改装が行われています。
ホテルの運営は当初は株式会社山形グランドホテルでしたが、2015年にエフ・イー・ティーシステムに事業譲渡され、2021年からは新会社のSHG.山形グランド(本社:山形市)が運営しています。
パブリックエリア
エレベーターかご内
建物は地上9階地下1階ですがエレベーターは何故か8階まで。
客室階の廊下です。
フロア図
避難経路図です。L字型のレイアウトです。非常階段の数は多めです。
扉まわり
ドアノブが昔ながらのタイプです。清掃札はドアノブぶら下げ方式。
部屋の鍵は昔ながらのキーホルダータイプです(画像は一部加工してあります)
クローゼット
客室に入ってすぐ横に引き戸式のクローゼットがあります。
バゲージラックはパイプ式。
シューシャインペーパー、靴べら、洋服ブラシ
使い捨てタイプのスリッパ
ハンガーと消臭スプレーなど、ビジネスホテルにあるような物は一通り揃っています。
ちなみにこちらのホテルはビジネスホテル的な雰囲気ですが、日本ホテル協会加盟ホテルでもあります。
ツイン
ごく平凡なツインルームです。部屋面積は20㎡。
別角度から見た様子です。
ベッド
ベッドのサイズは110cm×195cm
枕とクッションが1つずつ
サイドテーブル
両ベッドの間に設置されています。
サイドテーブルに設置されたコントロールパネル。
こちらは目覚まし時計。
そしてAMとFMが聞けるラジオ
空調のコントロールもこちらから行います。
今となっては一昔前感のある設備ですが、エアコンのコントロールをベッドから寝転んで行えるのは便利です。
そしてサイドテーブル上の電話とメモ帳


古いホテルは設備面で見劣りすることが多いですが、ことエアコン操作に関しては壁面に取り付けられている現在のものよりも便利だと思いました。
机まわり
椅子は通常タイプで長時間腰掛けていると背中が痛くなる。
天板の右側はテレビが占有しています。
電気ポットにミネラルウォーター、ドライヤー。
引き出し内にはインフォメーションとランドリーバッグとLANケーブル。
さらには別の引き出しの中にはワッフル地のナイトウェア。
テーブル下には冷蔵庫
ティーバッグは煎茶のみ。
ソファが2脚とコーヒーテーブル。
眺望
山形市内のシティビューですが高層階でもないため眺望はそれほど効かず。
日中の風景です。病院ビューですね。
水回り
ごくありふれたユニットバスです。
床面がタイル張りなのがビジネスホテルとの違いでしょうか。
バスタブ
それほど広くもなく、湯船に浸かろうという気分にはなりません。
カランは2ハンドル式なので温度調節が面倒です。
シャンプー類は資生堂のボトル詰め替え式です。
タオル
洗面台
こちらも2ハンドル式で使いづらい。
アメニティ。ボディタオルはネット式で泡立ちが良い。
お手洗い
ウォシュレット操作部は便座に付随した昔ながらのタイプです。