「デラックスツイン」
富山市内に数あるホテルの中でも堂々とした佇まいを見せており、客室数や設備共に富山を代表するシティホテルのように思えました。
ホテルは1999年8月28日に「富山全日空ホテル」として開業。
その後2007年11月19日に現在の名称にリブランドしました。
ホテルの運営は株式会社ホライズン・ホテルズ。2015年に星野リゾートが買収したホテルです。
最寄り駅は富山地鉄市内線の国際会議場前という停留所になります。
しかし富山駅から距離にして1.2km程度なので余裕の徒歩圏内です。
路面電車を待つ時間が長そうだったら駅から歩いていきます。
今回は車だったので、歩きはしませんでしたが…。
ちなみに車でアクセスする際、駐車場の入口が分かりづらいです。
ホテルは国際会議場と一体的に開発されたようで、宿泊客用の駐車場入口がホテルの建物に付随しておらず、通りを挟んだ「富山国際会議場」の裏手にあります。
ホテルの建物にも駐車場入口がありますが、搬入車専用になっていますので要注意です。国際会議場側から入って地下をホテル方向に向かい車を走らせることになります。
フロア図
避難経路図です。H字型のレイアウト。
地上19階、地下2階、全252室と大きなホテルですが、エレベーターは4基あり、朝の時間帯でも混雑して長時間待つようなことはありませんでした。
デラックスツイン
客室面積は32㎡あります。
窓が二面にあるコーナーツインです。
ベッド
ツインベッドですが左右でサイズが違います。
こちらがメインのベッド。
一人だったのでもちろん広い方で寝ます。サイズは1200×2050のダブルサイズ。
サブ的扱いのベッド。
枕が2つとクッションが1つ。どれも正方形に近い形状でした。
サイドテーブル
両ベッドの間にあります。コンセント類はありません。
机まわり
窓辺に置かれた独立型のデスク。
窓が近く光が入るので手元が明るく作業がはかどります。
机上の面積も広々としています。
また独立型なので2人で向かい合って使うことも可能です。
机の上には使いやすい位置にコンセントも設置されています。
引き出しの中にはLANケーブル。
そしてクラウンプラザでお馴染みのスリープアドバンテージがセットされています。
椅子はキャスター付きのワーキングチェアですが、少し薄っぺらい印象。
そしてもう一方は1人がけのソファタイプです。
机に座った状態でもテレビが見やすい位置にセットされています。
日立製のテレビとチェスト。
引き出しの中にはナイトウェア。
ワッフル地で肌触りの良いタイプです。
ランドリーバッグ
バゲージラック
折りたたみ式ですが大型なのでスーツケースも置けそうです。
バーカウンター
部屋の入口近くにあります。
電気ポットやアイスペール そしてミニバーのスナック類
インスタントコーヒー、紅茶、緑茶と一通り揃っています。
冷蔵庫内のミニバー
クローゼット
収納力の高そうなクローゼットですが、照明が無いので暗かった。
ホテルのロゴがプリントされたペラペラの使い捨てスリッパ。
ダイヤル式のセーフティボックスは国内では初めて見たかも。
眺望
コーナールームなので2方向の眺望が楽しめたのが良かったです。
こちらは南側の眺望。
そして東側。
遠くに立山を望みます。
夜景は控えめ。
水回り
他のクラウンプラザと同じ白と黒を基調としたインテリアです。
バスタブ
足が伸ばせるサイズが確保されています。
水圧も排水も温度調節の容易さも問題ありませんでした。
シャンプー類はボトル詰め替えタイプです。
タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類。
洗面台
横に長く広々としています。
ティッシュペーパーが半分サイズな点が使い勝手が悪いです。
アメニティは他のクラウンプラザと同じもの。
歯ブラシの毛先の硬さは、どうにかならないものでしょうか。
東芝製のドライヤーはお初です。
お手洗い
タンクが小型なのでスッキリとした印象。
富山駅からは離れていますが、繁華街に近いので夜は便利だと思います。