「デラックスツイン」
成田国際空港から約2kmの距離にあります。空港前泊で利用しました。
空港との間には無料のシャトルバスが走っています。
また夜の時間帯ですと東京や銀座発着の高速バスがホテルに直行するので便利です。
ホテルは1989年6月16日に「成田全日空ホテル」として開業しました。
2007年12月17日に現在の名称に改称しました。
ホテルの運営はCP(しーぴー)成田株式会社(2016年1月に設立)です。
以前は成田全日空エンタプライズ株式会社でした。
会社案内を見ると、代表取締役はRamon Ang(ラモン・アン)氏、総支配人はフランク・G.P.ルイ氏となっていました。
なんだか国際的なホテルだなぁという印象です。
ホテル外観
建物は地上17階、地下1階。客室数は全390室。
駐車場台数は350台もあります。海外渡航時にホテルの駐車場に有料で駐車しておくことが可能なのか?駐車中でカバーをかけている車も見受けられました。
ちなみにホテルの横にはANAのケータリング工場があるので、機内食を積んだトラックが出入りしている様子がよく見えます。
デラックスツイン
ホテルの公式ホームページを見るとツインには数種類のタイプがあります。
今回泊まった部屋は「2シングル ベッド スタンダード エアポートビュー」と記載されていました。
通常のスタンダードに比べると12階〜14階のハイフロアに位置しています。
ちなみにエアポートビュー側の部屋面積は、低層階でも変わること無く29㎡です。
一方でフォレストビューの部屋は23㎡になります。
間取り図(一例)
ベッド
サイズは120cm×200cmです。
スタンダードツインだと、幅が少しだけ狭くなり110cmとなります。
ちなみに1人で宿泊する場合は、部屋面積が変わること無くベッドも大きくなるデラックスキングがオススメです。
机まわり
シンプルでスッキリとした雰囲気の机です。
椅子はキャスターが付いているので、着座しやすいです。
テレビボード
テレビボードがあるおかげで机の上にテレビが無く、ワーキングデスクとしての機能性が向上しています。
客室面積にゆとりがないと、なかなか出来ないインテリアでしょうが、できればビジネスホテルでは机の上にテレビは置かないでほしいものです。
ティーセット
テレビボードの戸棚にはティーセットやミニバーのスナック類が用意されています。
冷蔵庫内のミニバー
持ち込み品も収納できるスペースが確保されています。
しかし、このホテルは1階にコンビニがあるので、わざわざ割高なミニバーを利用する人は果たしてどの程度いるのでしょうか?
クローゼット内にセーフティボックスが収納されています。
ソファセット
窓辺には、ひとりがけのソファが2脚。
コーヒーテーブルや英字雑誌もあって空港ホテルらしい雰囲気を醸し出しています。
眺望
空港ビューです。 しかし滑走路から距離が離れているので、迫力ある離着陸の様子を望むことは出来ません。
またC滑走路の離着陸機はホテルのほぼ真上を飛行するので、機影を望むには窓辺に立って、さらに真上を見上げなければいけません。
ただし心配だった騒音に関しては、窓ガラスの防音性能が相当優れているようで、まったく気になりませんでした。
夜景です。 新空港自動車道を行き交う車が絶えません。
水回り
広々としていますが、お手洗いがバスタブの横にある配置はいただけません。
浴槽に浸かった時に、目線の高さ近くに便器の縁が来るのが目障りです。
便座のフタを閉めてお風呂に入れば良いのでかもしれませんが、便器を眺めながらの入浴は、あまり楽しいものではありません。
バスタブ
足が伸ばせるサイズが確保されています。
空港ホテルだけに大柄な外国人の宿泊客も多いでしょうから、バスタブは大きいほうが良いでしょうね。
アメニティ クラウンプラザ共通のパッケージです。
タワシのように固い歯ブラシはここでも健在です。
シャンプー類はバスタブの縁にボトル詰め替え式のものもありますが、ミニボトルタイプの物も用意されていました。
カフェ
ホテル最上階の17階にはダイニングやレストランがあります。
ウェルカムドリンクのチケットをいただいたので、スカイダイニング彩風(さいふう)で利用しました。
バーカウンターを含む60席があります。
空港の夜景を眺めながら、静かな夜のひとときを楽しめます。
営業時間は17時〜24時です。
朝食
朝食会場は1階にあるレストラン・カフェ「セレース」です。
ホテルの案内によると、ベージュ基調とした店内は、大きな窓があり、開放感あふれる落ち着いた空間となっております。
アラカルトメニューも豊富に取り揃えており、1品1品シェフこだわりのお料理をお楽しみいただけます。
地元の食材にこだわりを持ち、すべてのお客様の五感をくすぐる色鮮やかなお料理をご堪能ください。 ・・・とのことでした。
前泊で空港ホテルを利用する場合、渡航中はまともな和食が食べられないだろうという恐れから、必然的に和食に手が伸びてしまいます。
ちなみにレストラン店内では真上を飛ぶ飛行機の音がよく聞こえました。
またガラス窓が大きいので、窓辺に座れば離陸する飛行機の姿を望むことも出来ました。
周囲には大勢の外国人宿泊客の姿もあって、まさに空港ホテルといった趣きです。