■この乗船記はコロナ禍以前のものです■
長崎県の
佐世保と大島を結ぶ西海沿岸商船の高速船「れぴーど」に乗船しました。
港の周りには商業施設も多く、出港までの時間つぶしにも最適です。

佐世保港旅客船ターミナルにある「新みなとターミナル」。
真新しい建物で館内のトイレも綺麗でした。

ターミナルビル内にある西海沿岸商船の窓口で大島までの切符を購入します。
片道1100円。大島までの便は多数あります。

出港まで時間があったので港内をウロウロ。
高速船などは新ターミナルビルの近くに船着き場がありますが、フェリーなどは少しだけ離れた鯨瀬ターミナルから出港するので、そちらの向かってみました。
鯨瀬ターミナルの最上階は展望室になっています。

それほど高層建築ではないので大展望ではありませんが、港内を見通すことは出来ます。眼下には高速船のりば。

出港時刻が近づいてきたので高速船の船着き場へと戻ります。

フェリー乗り場ではありませんが、高速船の桟橋も車が行き来できる丈夫な桟橋です。
れぴーど
これから乗船する「れぴーど」です。
後方には「フェリーおおしま」が入港してきました。

「れぴーど」に掲げられた行き先。

緑色のラインが鮮やかです。
就航:1990年11月
総トン数:94トン
航海速力:25ノット
旅客定員:202名

乗船口で切符を渡し、タラップを伝って乗船です。
お客さんは数える程度でした。

天気が良かったので船内ではなくデッキで過ごすことにします。
利用者は地元客ばかりなのでしょう、誰もデッキには上がってきませんでした。

佐世保を後にします。短い距離ですが、やっぱり船旅はワクワクします。

特徴的な山容は”赤崎富士”の異名を持つ赤崎岳(標高240m)です。

あちこちで軍艦が見られるのもまた面白い。

デッキからは操舵室の様子もよく見えます。
大島
大島造船のクレーンの大きさに驚きます。

この便は大島止まりで、折返し
佐世保に戻ります。

船の到着に合わせて島内の路線バスとタクシーが待機していました。

大島には橋が架かっているため、採算性などを考えると航路の維持には苦労していそうですが、頑張ってほしいものです。