「モデレートツインA」
東京都墨田区横綱1丁目にあります。両国駅にほど近い庶民的なシティホテルです。
地下鉄大江戸線の両国駅を利用した場合は地上出口の目の前にホテルがあります。
「国際ファッションセンタービル」の上層階に客室があるので、どの部屋からもある程度の眺望が約束されています。
ホテルの開業は2000年5月1日。
運営は阪急阪神第一ホテルグループの「株式会社第一ホテル両国」です。
パブリックエリア
オフィスとホテルが混在しているビルのため、ホテルのエントランスが今ひとつ分かりづらかったです。
エレベーターかご内
客室階の廊下はちょっと殺風景な感じがします。
フロア図
避難経路図です。廊下が中央を貫き、非常口は廊下の端部にある実に単純でわかりやすいレイアウトです。
モデレートツインA
モデレートツインには「A」と「B」の2タイプあります。
Aタイプの方が狭くて部屋面積は19,2㎡です。
本来はシングルだった部屋に無理やりベッドを2つ入れたような感じです。
ベッド
ベッドのサイズは97cm×195cmの典型的なシングルサイズです。
部屋面積の制約があることから、サイドテーブルは無くヘッドボードになります。
また枕元に電源コンセントはありません。
机まわり
ベッドの足元側の壁面に机があります。
パイプ折りたたみ式のバゲージラックも左端に置かれています。
椅子は通常の家具タイプです。長時間のデスクワークにはあまり向いていません。
机の左側はテレビが占有しています。
天板の上にコンセントがあるので使い勝手が良いです。
ドリテック製の電気ケトルです。
冷蔵庫の中は空っぽです。シティホテルとは言えミニバーはありません。
窓辺にはソファとコーヒーテーブルがありますが、かなり窮屈な配置です。
気をつけないと、椅子に座ろうと移動した際に、コーヒーテーブルに足をぶつけてしまいそうです。
クローゼット
ハンガーパイプの上部に棚があることから収納力は高めです。
加湿器そしてスリッパ。使い捨てタイプと使いまわしタイプの2種類。
眺望
客室階は建物の上層階にあるので、どの部屋からも眺望が約束されています。
今回泊まった部屋はスカイツリー側の客室でした。
眼下には下町の密集した建物が広がっています。
夜景です。スカイツリーが綺麗に見えます。
錦糸町方面の夜景です。
ちなみに西側の眺望はこんな感じです。目の前のビルに視界を遮られます。
水回り
ユニットバスより少しだけ大きい程度ですが、タイル張りになっている点がビジネスホテルとの違いを感じさせます。
バスタブ
足を伸ばすことはできそうです。
カラン
シャンプー類はボトル詰め替え式です。
タオル
洗面台
洗面所は2ハンドル式なので温度調節が面倒なので個人的には使いづらいタイプです。
アメニティのパッケージが両国らしく相撲柄でした。
お手洗い
ウォシュレット操作部は便座に付随したタイプです。
ホテルとしてはシティホテルの部類に入るのかもしれませんが、設備的にはビジネスホテル程度のものでした。
また駅から近いとは言え両国なので、都心部に用がある場合は便利な立地とは思えませんでした。江戸東京博物館など両国界隈を散策するには適していますけれども。