「スタンダードダブル」
岩手県一関市にあるビジネスホテルです。
東北自動車道の一関インターチェンジを出てすぐの場所にあり、国道342号沿いで車利用客にとっては大変便利な立地です。
駐車場もロードサイド型店舗らしく、平面式で広々としており満車になることは無いでしょう。
ホテルの開業は2009年、運営はソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社(本社:東京都港区芝)。
外観
建物は簡易な作りです。でも寝る分にはなんら関係がありません。
チサンインの建物外壁の色は特徴があるので、遠くからでも視認しやすいです。
フロア図
避難経路図。廊下は中央に一本のみのシンプルなレイアウトです。
しかし廊下の突端にある非常口は片側にしか無いので緊急時は要注意です。
またエレベーターは1基のみですが、客室数がそれほど多いわけでもないので、混雑するようなことはありませんでした。
扉まわり
緑色に塗られた鉄扉が安っぽい印象を与えます。
カードキーをスロットに差し込んで主電源がON。
クローゼット
入口を入ってすぐ横に扉のないクローゼットがあります。ハンガーもプラスチック製でチープ感があります。
スリッパは使いまわし方式です。消毒済みなどの表記は皆無でした。
中敷きなどは無いので、素足で履くと足裏がペタペタとして不快になるタイプです。
スタンダードダブル
コンパクトながらも機能的にギュッとまとまっており、さすがはビジネスホテルといった趣きです。部屋面積は14㎡です。
ベッド
ベッド幅は140cmのダブルサイズです。ヘッドボードを見るともう少し広げられたのでは?という感がしないでもない。
チサンインのブランドカラーに合わせたベッドスローがアクセントになっています。
サイドテーブルは無く、ヘッドボードに組み込まれた照明スイッチパネルがあるのみ。
コンセントはありません。
ビーバーエアコンの操作はご家庭にいるかのようなリモコン式です。
机まわり
窓に面した実に明るい机まわりだと思います。机に向かっていて、顔を上げると目の前が鏡ではなく窓というのは気分転換にも最高です。
しかし、椅子は背もたれが低く座面も固く、決して座り心地の良いものではありませんでした。
デスクライトはまるで受験生の頃を思い出させるかのようなデザインです。
天板の上にコンセントがあって使いやすいです。
ただし壁面に近い位置にあるので、アダプターが大きなモノなどは、うまく差し込めない恐れがあります。
机の左側はパナソニック製のテレビが載っています。
机の下には空の冷蔵庫があります。霜なども付いておらずキレイなものです。
電気ポットとティーバッグ、そして入浴剤。
眺望
一関インターチェンジ周辺の郊外ビューです。田んぼが多くて視界が開けています。
秋になると虫の声がすごそうです。
ホテルは国道から少し奥まった場所に建物があるため、騒音はまったく気になりませんでした。静穏な睡眠環境に適した立地です。
水回り
ごく一般的なユニットバスでした。
バスタブ
狭いものの清潔感はあります。
壁面がチサンインのブランドカラーに合わせてあるので明るい印象を与えてくれます。
自宅の風呂場がこの色だと落ち着きませんが、ビジネスホテルは少しでも明るい印象を与えてくれたほうが安心できます。
シャンプー類はDHCのボトル詰め替え式です。
洗面台
カランが2ハンドル式なのが、温度調節の不便さから個人的にはマイナスポイント。
アメニティは歯ブラシとひげそりだけ。
お手洗い
ウォシュレット操作部は便座に付随したタイプです。