「ダブルエコノミー」
業態的にはロードサイド型店舗になるのかも知れませんが、関西本線の亀山駅も徒歩圏内なので、鉄道利用客にも利用しやすいホテルだと思います。
ホテルの開業は2006年、運営は三重県を中心にグリーンホテルズを展開している株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市)です。
ホテル外観
チェックインは、とっぷりと日が暮れた夜遅くでした。
ホテルの建物は道路から少し奥まった場所にありますが、大きな看板が出ていたので見逃すことはありませんでした。
翌朝のチェックアウト時に見た建物外観です。
フロア図
避難経路図です。廊下は中央に一本のみ。
非常階段も一箇所のみです。
ドアまわり
清掃札はドアノブにぶら下げる方式です。
ダブルエコノミー
ホテルの部屋の種類はダブルエコノミー、ツイン、ハリウッドツインの3タイプ。
ダブルエコノミーの客室面積は13㎡なので、一般的なビジネスホテルより少し狭いです。
ベッド
ベッドの幅は140cmのダブルベッドです。
ちなみに今回利用したダブルエコノミーには禁煙室が65室、喫煙室が39室あります。
枕は1個のみです。
この枕がホテルオリジナルの「折り重ね枕」というもので、折り重ねることによって高さや硬さ、フィット感などを調整出来るようにしているそうです。
個人的にホテル特製のこうした”変わりダネ枕”は、逆に寝づらくて苦手です。
しかし残念ながらこのようなオリジナル枕はビジネスホテルのチェーンで時折見かけます。そんなホテルに泊まってしまった時は、以後その系列には泊まらないように心がけています。例えば「コンフォートホテル」のチョイスピローがその一例です。
気になったので調べてみたら、このホテルを運営する「株式会社グリーンズ」は「コンフォートホテル」を運営するチョイスホテルのグループ企業でした。
なるほど、ヘンテコな枕があるわけです。
ナイトウェアはワッフル地のパジャマです。
サイドテーブルはヘッドボードにちょこっと飛び出した程度のものなのでスマホ程度しか置けません。
尚、この時は枕元に電源がありませんでしたが、その後に改修がなされたようで、現在はUSBコンセントが枕元に増設されているようです。
机まわり
コンパクトな部屋ですが机は広々としています。
長期滞在時は食事テーブルになったりもするので、ビジネスホテルの机は結構重要なアイテムだと思っています。
椅子にはキャスターが付いているので使い勝手は良いです。
下がカーペット敷きの場合、キャスターの無い椅子は引きずりにくく、持ち上げなくてはいけないのが不便だからです。
鏡の上にデスクライトがあるので机の上を明るく照らしてくれます。
テレビは小型ですが、机上を邪魔しないことを考えると妥当なサイズかと思います。
亀山だけに(?)テレビはAQUOSでした。
冷蔵庫も小型ですが、ドアポケットが付いているので利便性が高く助かります。
電気ポットやカップ、ドライヤー。
ティッシュペーパーが2箱あるので鼻炎の時には重宝します。
ダイキン製のエアコン操作パネル。
クローゼット
入口のすぐ横に扉の無いタイプがあります。
眺望
亀山のシティビューです。
水回り
ごく一般的なユニットバスです。
バスタブ
小さなバスタブです。足を伸ばすのは到底不可能なサイズです。
シャンプー類は壁面据え付け式。
アメニティは歯ブラシ一本のみという潔さでした。
まあロードサイド型ビジネスホテル利用者は、己の洗面具を持ち歩いている場合が多いので、これでいいと思います。
お手洗い
ウォシュレットの操作部は便座に設置されたタイプです。
水量調節がダイヤル式というのも時代を感じさせます。