「デラックスツイン」
恵比寿にあるウェスティンホテルですが、住所は東京都目黒区三田になります。
ホテルの開業は1994年10月14日、運営は株式会社三田ホールディング。
恵比寿ガーデンプレイスの南端にあるので恵比寿駅からアクセスすると最も遠い位置になります。
恵比寿駅とホテルの間には「動く歩道」が整備されているとは言え、結構歩くことになるので、荷物が多い場合は素直にタクシーを使ったほうが良いかもしれません(私はケチなので駅から徒歩20分以内であれば、どんなに荷物が重くても歩きますが)。
パブリックエリア
恵比寿駅からトボトボと「遠いなぁ」と思いながら歩いてホテルへと向かいます。
地下通路の途中にホテルの入口がありました。
駅からの徒歩客はあまり想定していないのでしょうか?ウェスティンホテルにしてはこじんまりとした入口でした。
エレベーターを乗り継いでフロントのあるフロアへ向かいます。
車寄せにタクシーで乗り付ければこうした面倒は無いのかも知れませんが、仕方がありません。
フロントは一体どこにあるのか?ホテルが大きいのでウロウロしてしまいました。
ここは宴会場かな?
ロビー
ロビーは天井も高く開放感がありました。
それに対してホテルの規模の割にはフロントはこじんまりとしていました。
チェックインの際は椅子に座って手続きを行います。
ここまでの運動で汗が吹き出てきました。
他にチェックイン客がいなかったこともあり、待たせるようなこともなく手続き完了。
エレベーターに乗って客室へと向かいます。
ホテルは高層建築ですが今回泊まった部屋は低層階でした。安い宿泊プランだったので仕方がありません。
客室階のエレベーターホールです。
客室階の廊下です。廊下に敷かれたカーペットがフカフカでした。
フロア図
避難経路図です。ロの字型をしたレイアウトです。
ドアまわり
モールの付いたドアが欧風って感じです。
カードキーです。
入口付近から客室を見た様子です。左のルーバー扉がクローゼットです。
クローゼット
折戸式の扉を開けると大容量のクローゼットが現れます。
ハンガーの数は十分でしょう。
ナショナル製のアイロンとアイロン台。
ランドリーバッグと洋服ブラシ。
シューシャインは紙ではなく布です。
使い捨てスリッパです。スリッパ本体は無地です。
デラックスツイン
このホテルでは標準的なサイズとなるツインです。客室面積は42㎡と広いです。
ベッド
ベッドのサイズは標準的なダブルベッドサイズ。
ウェスティンといえば「ヘブンリーベッド」です。
コイルスプリングを、ひとつひとつ独立した特殊不織布の袋で包み込んだポケットコイルマットレスを使用しています。特徴は、睡眠中のどんな動きにも細やかに対応する構造で、身体の軽い部分は浅く、重たい部分は深く沈み込み、常に自然な寝姿勢を保ちます。
また、一ヶ所の振動が全体に伝わったり、横揺れしたりなどの欠点をクリアし、かつてない理想の眠りを実現しているそうです。
でも悲しいかな、自分の鈍感な感覚では、ビジネスホテルのマットレスと大差ないと思いました。
枕とクッション。
この枕もウェスティンオリジナルの「LUXEピロー」とのことです。
チョイスホテル系列の使いづらいオリジナル枕に比べれば100倍快適でした。
ナイトウェアは浴衣でした。インバウンドを意識しているのでしょうか?
浴衣は苦手なので困ります。
サイドテーブル
両ベッドの間に配されたサイドテーブル。
机まわり
ワーキングデスクは小ぶりです。
椅子は立派な家具といった感じで、長時間のデスクワークにはあまり向いていないように思えます。
机の上にはタップ式のコンセント。
テレビ台
テレビは案外小さめです。
テレビの下には再生専用のDVDプレーヤーがあります。
バーカウンター
さすがにバーカウンターまわりは充実していました。
コーヒーポットは家にあるようなタイプの大きさです。
ドリップコーヒーも大きいのでガブガブ飲む人には嬉しいかも。
こちらは電気ポット。変わった形状をしています。
コンプリのミネラルウォーター。
冷蔵庫の中はミニバーでぎっしりです。持ち込み品を入れる隙間が無い。
引き出し内にはスナックや小瓶のハードリカー。
棚の下にはアイスペール。
ソファ
オットマン付きのソファなどがあって寛ぐことも出来ます
でも悲しいかな、普段はオットマンのあるような生活をしていないので、これを使って寛げた試しが無いのです。
バゲージラックは独立して設置されています。
表面が革張りなので傷つけたくないようなスーツケースをお持ちの方でも安心して使えることでしょう。
ドレッサーがあります。これはそこらのビジネスホテルでは見かけない客室設備です。
メイクをされる方は重宝するのでしょうね。
眺望
恵比寿ガーデンプレイスビューです。
しかし低層階なのでそれほど面白い眺めではありませんでした。


日中の様子です。


水回り
さすがにユニットバスではないので広々としています。
バスルーム
バスタブは足を伸ばすことの出来るサイズが確保されています。
ゆとりのあるバスタブは、さすがはシティホテルだなあと納得できる箇所です。
カランは2ハンドル式です。温度調節が面倒ですが、客室がヨーロピアンデザインである以上は、致し方ないのかもしれません。
バスタブのすぐ近くにはタオルがセットされています。
シャワーブース
身体を洗う場合はこちらのシャワーブースを使用します。
ハンドシャワーとレインシャワー。
そして風呂上がりのひと時を優雅な気分にさせてくれるバスローブ。
洗面台
ヨーロピアンな雰囲気ですが、ここも2ハンドルなので不便です。
デザインを取るか、実用性を取るか…。
バスアメニティはウェスティンのオリジナル。
アメニティは豊富です。
上段にはボディタオルやシャワーキャップなど。
下段には歯ブラシやひげ剃りなどがボックス内に収納されていました。
ドライヤー
コップも綺麗に磨かれています。
一風変わった体重計
洗濯カゴ?
お手洗い
独立タイプなので落ち着いて用が足せます。
タンクレスではありませんが、目立たないタイプなのでスマートな印象です。
しかしウォシュレット操作部は便座に付随したタイプなのが年季を感じさせます。