デラックスツイン(プレミアムコンフォートフロア)
静岡県浜松市中区、浜松駅の横にある浜松アクトタワー内にあるホテルです。
沿革
ホテルの開業は1994年10月8日。
ホテルの運営はオークラアクトシティホテルマネジメント株式会社(本社:静岡県浜松市中区)です。
浜松駅とは動く歩道が整備された歩行者デッキでつながっており、駅からおよそ徒歩3分の好立地です。
“音楽の街”浜松を象徴するようなハーモニカをイメージしたような外観をした45階建ての超高層ビルは、浜松市内のどこからでも目印になります。
パブリックエリア
音楽の街”浜松”だけに、ホテルの館内にはいたるところに音楽にまつわるデザインやモチーフが施されています。
ロビー
ロビーにある金色の大きな柱は、トランペットをイメージしているようです。
エレベーター
エレベーターかごの扉には、鍵盤や楽譜の模様が描かれています。
客室階のエレベーターホール
エレベーターのライトやボタンが楽器の街らしいデザインになっています。
館内に点在する、こうしたモチーフを探してみるのも楽しいです。
ホテルの中央部分は巨大な吹き抜けとなっており、客室階の廊下から見下ろすことが出来ます。
フロア図
避難経路図です。廊下はH字型のレイアウトになっています。
吹き抜けはありますが、すべての部屋が外向きなので、外の風景が望めないような部屋はありません。
部屋の配置図です。
今回泊まった部屋は、建物の中央部に位置するデラックスツインです。
出典:オークラアクトシティホテル浜松
デラックスツイン
客室の入口付近から部屋を見た様子です。
今回泊まった部屋は38階のプレミアムコンフォートフロアにあります。
高層階になるにつれて客室はグレードアップしています。
32〜36階がスタンダードフロア
37〜40階がプレミアムコンフォートフロア
41〜42階がアッパーフロア
43〜44階がアッパープレミアムコンフォートフロア
リビングコーナー
仕切りの壁こそありませんが、プチスイートのような趣の部屋です。
まさにデラックスな感じの部屋でした。
間取り図
スクエアな間取りで、無駄がなく使い勝手が良さそうです。
出典:オークラアクトシティホテル浜松
ソファ
リビングコーナーには2人用と1人用のソファがドーン!と鎮座。
机まわり
大きな窓に向かって広々とした机が置かれています。
机に向かうと目の前には浜松市街の眺望が広がります。
そんな立派な机環境ですが、なぜか椅子はショボかったです。
背もたれが無いためデスクワークをする際には疲れそうです。
ベッドコーナー
リビングコーナーからベッドコーナーを見た様子です。
客室面積は50㎡あるので非常にゆったりとした雰囲気です。
ベッド
ベッドのサイズはセミダブルぐらいでしょうか。
布団カバーに補修の跡がありました。
高そうなカバーですから大切に使うのは結構なことだと思います。
枕は2個。クッションはベッドには置いていません。
片付ける手間が省けて助かります。
サイドテーブル
両ベッドの間に置かれたサイドテーブル。
灯りの広がりがヘッドボードに彫られた文様が綺麗に浮かび上がらせます。
サイドテーブルにはナイトランプの他に電話、目覚まし時計や照明スイッチのコントロールパネルがあります。しかしコンセントはありません。
ベッドからリビングコーナーを見た様子です。
ソファの背もたれが高いですが、かろうじうてベッド上からテレビは視聴可能でした。
ベッドに寝転びながらテレビを見ることも出来ますが、ソファの座り心地が良いので、ちゃんと座って視聴しました。
リビングコーナーにあるバゲージラック。
表面にクッション性のある素材が張られているので綺麗なスーツケースでも安心。
バゲージラック下の引き出し内にはナイトウェアとランドリーバッグ。
テレビのリモコン。
加湿空気清浄機です。
バーカウンター
立派なバーカウンターです。
ティーバッグは煎茶と紅茶で、コーヒーはありませんでした。
タイガー製の電気ポットは大容量。
冷蔵庫内はミニバーの飲料が並べられていますが、持ち込み品も多少は入れられそうなゆとりがあります。
クローゼット
収納力の高そうなクローゼットです。
スリッパは使い捨てではなく、クリーニング済のリサイクルタイプでした。
このタイプは厚みがあるので履き心地が良く快適です。
眺望
なんといっても窓が横に広いので、視界良好!
窓辺に経つと真下から遠くまで、広々と見通せます。
客室は32階~44階の高層階に位置しているので、どの客室からも眺望は優れています。
南向きの部屋からは遠州灘、北向きの部屋からは晴れていれば南アルプスを一望することができ、浜松の素晴らしい景観を楽しめます。
今回の部屋は南向きの部屋でした。遠くに遠州灘が見えます。
南西の方角を見た様子です。
眼下には浜松駅と東海道新幹線。
見通しが効くので、遠くからやってくる「のぞみ号」などの視認できて楽しいです。
夜景の様子です。部屋の灯りを落とすとご覧のような雰囲気になります。
それぞれ南東と南西方面の夜景です。
眼下には退避する新幹線と通過する「のぞみ号」。
ひっきりなしに新幹線が走るので、鉄道好きなら楽しいのではないでしょうか。
水回り
水回りも実に広々としており、石のようなタイル張りが高級感を醸し出しています。
バスタブとシャワーブース
バスタブは余裕で足を伸ばせるサイズです。
シャンプー類はボトル詰替式でした。
バスタブのシャワーヘッドは安っぽい製品です。
シャワーブースのシャワーヘッドも安っぽいです。
この手のホテルならGROHE製品かと思っていただけに意外でした。
ホテルのロゴ入りタオル
洗面台
シンクはシングルでした。またカランが2ハンドル式というのも、一昔前に開業したホテルといった感じがします。
アメニティ
ミニボトルのシャンプー類もありました。
お手洗い
タンク付きですが目立たない形状です。
ウォシュレット操作部は便座に付随したもので、ここにも少し古さを感じます。