概要
現在でも多数のIHG系のホテルが展開するタイの首都バンコク。
その街に、またもや新たなホテルの開業に向けたプロジェクトが動き出しました。
2021年6月にIHGはタイの大手総合不動産グループで長年のパートナーである「アセットワールドコーポレーション(AWC)」とタイで3つのホテルを締結したことを発表しました。
この契約は、今回紹介する「インターコンチネンタル バンコク チャイナタウン」の他に、チャイナタウンのブティックホテル(ブランド未定)と「ヴィネットコレクションパタヤ アクアティーク」の合計629室のホテル建設プロジェクトに関わるものでした。
ちなみにブランドが未定のライフスタイルブティックホテルについては、客室数が全63室で、伝統的な4階建てのショップハウスを改装して、チャイナタウンへの訪問者にスタイリッシュで本格的な滞在を提供すると言う説明がなされていました。
Indigoでしょうか?それともVOCOでしょうか? 発表が待たれます。
規模
「インターコンチネンタル バンコク チャイナタウン」の開業予定は2027年。
まだまだ先ですね。
でも利用頻度の高いバンコクなので、新しいIHG系列ホテルは楽しみであります。
その頃になったら、現在あるインターコンチネンタルも相当くたびれてきているでしょうから。
クラシックホテルで無い限り、ホテルは新しい建物に越したことはありません。
「インターコンチネンタル バンコク チャイナタウン」の客室数は全332室で、レジデンスタイプも作られるようです。
館内には3つのレストランとバー、スイミングプール、フィットネスセンター、1,400㎡の広大なイベント場、8つの会議場が設けられます。
また複合施設として計画されているので、敷地内には24時間営業のフードセンターも作られるようです。
スコールに見舞われて外食に出たくない時に、ホテル内のバカ高いレストランに頭を悩ます必要がなくなりそうです。
プレスリリースで発表された完成予想図を見ると、手前の低層部がそうしたフードセンターなども入ったショッピングゾーンになるのかもしれません。
出典:IHG HOTELS & RESORTS NEWS RELEASE
立地
「インターコンチネンタル バンコク チャイナタウン」は、ジャルンクルン通り沿いの多目的開発施設内に作られるそうです。
高速道路の出入口も近いので、スワンナプーム国際空港への車でのアクセスも容易だと思います。
近くには王宮、ショッピング地区、サソーン、シーロムなど観光スポットや繁華街も近いので滞在は楽しそうです。
…2027年が今からとっても待ち遠しいです。