寝る子のヌシのお泊り帳

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【宿泊記】アナカオ オーシャンロッジ ANAKAO OCEAN LODGE & SPA / モザンビーク海峡を望むビーチリゾート

「スタンダード バンガロー」

マダガスカルの南西部、モザンビーク海峡に面した小さな町、アナカオにあるビーチリゾート「アナカオオーシャンロッジ」に宿泊しました。

出典:ANAKAO OCEAN LODGE & SPA

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最寄りの大きな町はトゥリアラですが、陸路だと途中のオニラヒ川の河口部に橋が架かっていないため、トゥリアラから訪れる場合は船便でのアクセスが一般的となります。

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パブリックエリア

ホテルはオンザビーチのタイプです。

レストランなどがあるセンターハウスを中心にしてコテージが建ち並んでいます。

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広々としたウッドデッキが付いたセンターハウス。

食事は館内もしくはデッキに出ていただけます。

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スタンダード バンガロー

本日の部屋はこちらのコテージです。

1棟に1部屋なのでプライバシーが確立されています。

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砂浜の上に石畳の通路がありますが、スーツケースを転がすのには少々難儀します。

もちろんポーターさんがいますので頼めば運んでくれます。

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コテージ内はジュニアスイートの形式。

部屋を入ってすぐにリビングのスペース。

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その奥にベッドのスペースがあります。

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ベッド

ダブルサイズです。ベッドのフレームがシンプルで良いですね。

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ベッドに寝転がって部屋の中を見た様子です。

ベッドには蚊帳が付いています。これがあると無いとでは快適度は大違いです。

蚊の鬱陶しさ避けてくれるのはもちろんですが、天井の茅葺き内に潜んでいるその他の虫(紙魚とかG)が、寝ている間に頭上に落ちてくることがあるので、それを防いでくれます。

見た目は美しいビーチリゾートですがここはマダガスカル。生き物は多いです。

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この天井は見た目はリゾート感があって素敵なのですが、実はクセモノでした。

殺虫剤を室内で吹いたところ、この天井の中からポトリポトリと殺虫成分に炙り出された虫が降ってくるのでした。

日本から持ってきた殺虫剤さえ使わなければ、そのような事態には至らなかったと思います。日本製の殺虫剤の効き目はかなり強いようで、マダガスカル人の知り合いから「帰国する際に、その殺虫剤はぜひとも置いていってくれ!」と頼まれました。

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室内には可愛らしい先客もいます。マニアにはたまらないでしょうね。

彼らは”G”を捕食してくれるので大切にします。

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リビングには座り心地の良いソファと、背もたれの固い木製の椅子とテーブル。

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バーカウンター

棚の上にはコンプリのミネラルウォーター。冷蔵庫内にはミニバーが冷えています。

ミニバーはリゾートとは思えぬほど良心的な価格だったので心置きなく飲めました。

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おそらくバゲージラックと思われる家具。彫刻も施されており、なんだか傷つけては悪いと思って、この上に汚いスーツケースを置く気にはなれませんでした。 

室内には窓もありますが、雨戸で閉ざされていることもあって、開けることはありませんでした。

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クローゼット

クローゼットにはホテルのロゴ入りバスローブがあります。

しかしフカフカ感は低く、使い古したタオルって感じでした。

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セーフティボックスのテンキーは壊れているので鍵で開閉します。

電気が不安定なこの地では、鍵を使ったほうが安心です。

入れたが最後、停電で開かないなんてことが起こりそうです。

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眺望

掃き出し窓なので視界は広々としています。

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テラスにはインテリアとしてのベンチとカヌーが置かれています。 

砂浜の向こうにモザンビーク海峡が見えます。

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水回り

コテージの半分は水回りのスペースが占めています。

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洗面台 

シングルレバーの混合栓でした。

まさかマダガスカルの僻地で、日本のボロいビジネスホテル以上の設備に出会えるとは思ってもいませんでした。

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お手洗い

さすがにウォシュレットは付いていませんが、この地で水洗トイレということだけで驚きです。

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シャワーブース

トイレットペーパーホルダーが人形になっていて面白い。

バスタブは無くてシャワーブースのみです。

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タオル掛けもまた人形を使っています。 

貝殻を使ったソープディスペンサーはビーチリゾートならではの演出。

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ホテル敷地内の電気は自家発電です。電気が通じている時間帯は5:30~15:00と17:30~23:00です。普通の生活をしている分にはそれほど不便を感じないものでした。

アナカオにはいくつかのホテルがありますが、その中でも「アナカオオーシャンロッジ」は設備面で上位に位置するホテルだと思います。

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