「シティビュー スタンダードツイン」
横浜市中区桜木町にあります。JRの桜木町駅前にある「HULIC みなとみらい」という複合ビルの上層階にあるビジネスホテルです。
開業当初は「ニューオータニイン横浜」の名称でしたが、2017年からプレミアムの名称が付随されました。
それにしても、最近やたらと”プレミアム”を冠するホテルチェーンが多いように思えます。
確かに通常のビジネスホテルよりも上質で高級感をウリにしており、ノーマルタイプの施設よりは豪華に見えますが、豪華そうに見えるのは建物だけであって客室はそれほど大差ないと思うのは私だけでしょうか?
所詮はビジネスホテルですし、それほどの違いは無いと思います。
ホテルの開業は2010年3月19日。
運営はエイチアールティーニューオータニ株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町)。
パブリックスペース
エレベーターかご内の様子です。
フロントは3階にあって客室は10階以上からになります。
客室階のエレベーターホール。
照明はかなり控えめ、というか薄暗いです。
フロア図
避難経路図です。
エレベーターは建物の端にあります。弧を描いた建物で、円の外側が「みなとみらい」を望むベイビューで、円の内側がシティビューになります。
シティビューのほうが宿泊費は安いです。
ビジネスホテルに快適な睡眠環境以外を求めないタイプには、こうした眺望による価格差は大歓迎です。
扉まわり
ビジネスホテル的な質素な建具です。
壁のアクセントカラーの意味はなんだろう?と思いましたが、ホテルのコンセプトに「海をコンセプトにデザインしたスタイリッシュホテル」とあったので納得しました。
水色の壁面の隣には姿見が設置されています。
スタンダードツイン
部屋面積は22㎡。
部屋の間取り図です。
出典:ニューオータニイン横浜プレミアム
ベッド
ベッドの幅は110cmの典型的なシングルサイズです。
ベッドスローの青色も海を意識したデザインの一環でしょうか?
サイドテーブルは無くてヘッドボードに棚が設けられています。
ヘッドボード部分の照明スイッチ類。
枕は一種類のみです。
机まわり
角を落とした机が設置されています。天板がガラスなので洗練された印象を与えます。
鏡は小型の折りたたみタイプです。
机前の壁面の使いやすい位置にコンセントが設置されています。
テレビは壁掛けタイプ
消臭スプレーはクローゼット内ではなく机の上に置かれていました。
シャープ製の加湿空気清浄機です。
バーカウンター
机の横にはバーカウンターが設けられています。
お茶はスティック状の粉末タイプです。梅昆布茶はスープの様です。
冷蔵庫の中は空っぽです。収納力はまあまあ高めではないでしょうか。
冷蔵庫の上には引き出し式のセーフティボックス。
クローゼット
バーカウンターの横にクローゼットがあります。扉はありません。
バゲージラックやズボンプレッサーなどビジネスホテルに必要なアイテムは一通り揃っていました。
スリッパはリサイクルタイプです。
エアコンのコントロールパネルがスタイリッシュです。
窓辺にはソファとコーヒーテーブル。
ビジネスホテルではありますが、この設備があると無いとでは滞在中の安らぎ具合が変わってきます。
眺望
窓は大きくとられています。
窓の下辺が低い位置にあるので、ベッドに寝転んだ状態でも眺望が効きます。
シティビューの部屋なので横浜の市街地ビューとなります。
建物低層部の出っ張りが視界の下半分を占めるので、それほど広がりはありません。
水回り
ユニットバスですが、洗練された雰囲気で安っぽさを感じません。
バスタブ
バスタブはビジネスホテルのものより大きく足を伸ばせるサイズ。
シャワーはハンドシャワーのみです。
カランは1ハンドルタイプなので水温調節が容易です。
シャンプー類はボトル詰め替え式。
タオルはホテルのロゴ入り。
洗面台
洗面台の水栓もワンハンドルなので温度調節が楽チンです。
アメニティはビジネスホテルらしい最低限のモノのみ。
ドライヤー
お手洗い
タンクレスタイプで見た目がすっきり。
ウォシュレット操作部もリモコンタイプ。
水回りに関してはビジネスホテル以上の充実ぶりを誇っていました。
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