「1BED ROOM」
その南部、オランダ領にあり、シンプソン湾に突き出たペリカンキーに位置するリゾートホテルです。
ホテルへのアクセスはプリンセス・ジュリアナ国際空港からタクシーで5分、料金は約15ドルです。
ホテル外観
ホテルの運営はダイアモンド・リゾーツ。
カリブ海やフロリダを中心に世界中にいくつものリゾートホテルを所有しています。
そのうちの1つ「フラミンゴ・ビーチ・リゾート」はシンプソン湾に面したオンビーチのリゾートホテルです。
ビーチ
ビーチの一部の区画には、人工的に岬を作ることで波を打ち消した遠浅の静かなビーチがあります。
それ以外のビーチにはカリブ海の波が打ち寄せます。
浅瀬はほとんどなく、一気に足の届かない深さになります。
遊泳区画を示すようなブイは特にありません。
滞在中に何度かプカプカと浮いていましたが、流されるようなことはなく、やがてホテル前のビーチに打ち上げられます。
プールでは毎朝決まった時刻にインストラクター主導で水中エクササイズが開かれていました。
宿泊者の年齢層は高め、というか若い人は見ませんでした。
今回宿泊したのはビーチに面した本館から少し離れた高台にある離れのような棟でした。
ビーチやプールからは距離がありますが、滞在目的はビーチレジャーでは無かったので、部屋からビーチへのアクセスに関しては特に重視していませんでした。
逆にビーチから離れていたので静寂が保たれ快適でした。
建物は3階建てです。リゾート内の高台に位置しています。
写真の遠くに見えている建物がフラミンゴビーチリゾートの本館にあたる建物です。
本館方面に行く際は、建物脇の通路を通っていきます。
この建物の宿泊客以外は通行しないので、ホテルまわりは静かでした。
このホテルの部屋タイプは3種類あります。
「STUDIO」「STUDIO OCEAN VIEW」「1BED ROOM」です。
最もポピュラーな「STUDIO」の部屋面積は45㎡です。
「STUDIO(スタジオ)」の間取り図
出典:Flamingo Beach Resort
1BED ROOM
今回利用した部屋はSTUDIOよりも広い「1 BED ROOM」です。
部屋面積は88㎡もあり、寝室とリビングが分かれたスイートになっています。
LDK
リビングとダイニングとキッチンです。
限られたスペースに必要な家具を無理やり押し込んだ感があります。
ダイニングテーブルで食事をとる時と料理をする時以外はほとんど利用しませんでした。
キッチンまわり
アイランドテーブルは軽い食事をする時に重宝しました。
テーブルの下にテレビが置かれていますが、視聴環境としては無理があります。
4口の電気コンロ、オーブンレンジ、食洗機などが備わった本格的なキッチンです。
自宅のキッチンよりも立派なので自炊可能です。
中でも最も役に立つのが電子レンジです。
調理器具などのキッチン用品はそろっています。
お皿やグラスなどの食器類も全てそろっています。
セントマーチン島で日本食は手に入らないだろうと思っていたので、コメ類は日本から持ち込みました。
フランス領のセントマーチン島ならまだしも、オランダ領にはそれほど美味しい店はないだろうと思ってのことです。
それに1週間の滞在中、外食ばかりしていると、お財布に厳しいのも理由のひとつです。
食材は近所のスーパーへ買い出しに行っていました。
寝室
ベッドはキングサイズです。
それにしても壁の色が脳天気なビーチリゾート的です。
テレビは寝室にあるものがテレビボード上にあって見やすいので、もっぱらベッドに寝転んでテレビを見ていました。
クローゼット
引き戸式のクローゼットです。
大型で収納力は高く、床にはセーフティボックスも備わっています。
ランドリー
本館にあるランドリールームをのぞいたところ、常に利用者で混み合っていたので部屋の中に洗濯機と乾燥機があるのは大変助かりました。
眺望
リビングの外にテラスがあります。
しかし1階だったので部屋からの眺望はありません。
水回り
質素ですが広々とした水回りでした。
洗面台は2ハンドルタイプだったので温度調節が面倒ですが、場所柄お湯を使う機会はそれほど無かったので、国内のホテルで感じるような面倒臭さはありませんでした。
南の島という風土が、人の気分をおおらかなものにしているのでしょうか?
アメニティはダイヤモンド・リゾートのオリジナル容器に入っていました。
シャワーブース
ハンドシャワーは無く、首振り可能な固定式のシャワーヘッドがあるのみです。
水量と排水性は問題ありませんでした。
お手洗い
広々としたお手洗いです。
本来は最も安いタイプの「STUDIO」を予約していましたが、ダブルブッキングがあって、初日の1泊を別のホテルに代替泊しました。
そのお詫びとして今回の部屋にアップグレードされた次第です。