寝る子のヌシのお泊り帳

旅好きヌシの宿泊(IHG系多し)乗り物&猫暮らし

【宿泊記】松原旅館 / 敦賀市街地にある戸建てタイプの宿 Guesthouse Matsubara

「和室」

福井県敦賀市松原町にあるから「松原旅館」という名称なのだと思われます。

松原町の地名の由来は「気比の松原」から。

 

景勝地でもある「気比の松原」は宿からも近く、目の前の県道33号を挟んだ先が松原公園です。

散歩がてらに訪れることが可能な距離です。

旅館の外観

宿は2棟あります。県道に面したベージュ色の建物が本館となります。

アクセスに関しては、敦賀駅からタクシーで7分、またはコミュニティバス「松原線」で「松原町」バス停下車です。
車の場合は北陸自動車道敦賀インターから15分ぐらいです。

県道と建物の間には小さな水路があり、橋が架けられています。

駐車場は先着順で20台とのことでしたが、宿のまわりにはそれほどのスペースはありません。おそらくどこか少し離れた所にあるのでしょう。

宿の看板の書体がどこか現代的です。

客室数は全12室。

チェックインは15時からですが、ビジネスホテルと違って最終チェックイン時刻が20時となっています。

チェックアウトは午前10時です。

別館

本館から少し離れて別館の一軒家があります。

今回はグループで宿泊したこともあり、そちらの別館を利用しました。

別館は昭和の民家といった趣きがあります。

しかし建物にはどこにも旅館の文字が無いので、宿の人に案内してもらわないと不安になります。

扉まわり

客室の入口ではなくて建物の玄関まわりの様子です。1階と2階に部屋があります。

2階へと続く階段は急角度です。一応滑り止めが付いています。

和室

ふすまで部屋を仕切ることも可能ですが、別館は貸切状態だったので大広間のように使いました。

外観は古い民家だったので心配していたのですが、館内はいたってキレイで、畳もすり減っておらず快適でした。

机まわり

旅館らしい長机があります。お茶とせんべいも用意されていました。

ポットが時代を感じさせます。

このデザインのポットは、もはや買いたくても手に入らないのでは?

眺望

2階にはベランダがあり、敦賀の民家の屋根を眺められます。

食事

食事は本館の食堂でいただくので、屋外移動が必要です。

晴れていれば何も問題ありませんが、雨の日や寒い日は少し億劫になりそうです。

料理は家庭的な品が並びました。

おかずの種類が多くてビックリです。

ホテルの宣伝文句は「日本海の海の幸や山の幸を使った自菜料理!!シシ、シカ、クマ料理いつでもあります。」とのこと。左上の肉はジビエなの?

朝食はこちら。

元漁師さんが営む宿のようです。

宿の名前は旅館となっていますが、その実態は限りなく民宿に近いと思います。

宿の方は優しく家庭的で、いわゆる旅館の様な、かしこまった雰囲気はありません。

自由気ままな旅の宿といった感じで、特に離れの別館は、チェックイン後は宿の人はノータッチなので、こちらとしても気兼ねなく自由に時間を過ごすことが出来たので、気分的に楽でした。

今回は2食付きで宿泊しましたが、素泊まりも可能です。

旅館のすぐ隣にはお蕎麦屋さん、県道を挟んだ向かいには洋食レストランもあるので、素泊まりでも食事で困ることはないでしょう。