「コンフォート ダブル」
マダガスカル中央部にある世界自然遺産のツィンギ。その宿泊拠点となるのが近隣の小村ベコパカにある数軒のホテルです。ツィンギを訪れる際は必ずどこかの宿にお世話になります。
ベコパカに4軒あるホテルの中で、今回お世話になったのは「ホテル オーキッド ベマラ」です。
ホテルが位置するのは川から少し離れた高台です。
出典:Hotel Orchidéee du Bemaraha
パブリックエリア
車寄せのすぐ脇にレセプションやレストランのあるセンターハウスがあります。
敷地内は石畳が敷かれていますが、少し傾斜もあり所々に段差もあるので、スーツケースを持っての移動は少し不便でした。もちろんポーターがいますので言えば運んでくれます。
ホテルの敷地内は緑が鬱蒼とした気持ちの良い庭園です。
マダガスカルだけに希少な植物も多いので、観葉植物が好きな人なら飽きることはないでしょう。
部屋はコテージタイプで1棟に2部屋がある構造です。
建物外観の写真を取り忘れたので下記の画像はホテルのホームページより拝借しました。ご覧のように緑に囲まれたコテージです。
出典:Hotel Orchidéee du Bemaraha
扉まわり
玄関前はテラスのようになっていてデッキチェアもあります。ここで緑を眺めながら朝のコーヒーなどをいただくのが気持ちよかったです。夜は蚊取り線香を焚いた上で、飛び交う虫などを眺めていました。
とまぁこんな感じの宿なので…虫が苦手な人は、あまり快適な環境とは言えないかも知れません。
さらに植物に興味がなければガーデンビューと言えども長時間見ていると飽きるかも。
扉まわり
部屋の入口の様子です。
立て付けが悪いため、鍵を締める際に少しコツがいります。
浮かせて引いて押し付ける…みたいな感じ。扉にはルーバーの内側にご覧のように網戸があるので、隙間から虫が侵入してくるようなことはありませんでした。
ただしすでに部屋に住みついているような虫はいます。
コンフォート ダブル
ホテルは自家発電なので夜22時を過ぎると電源の供給が止まります。
消灯時刻以降も起きていたい場合は、ライトやランタンなどを予め用意しておいたほうが良いでしょう。
ベッド
ベッドは蚊帳付きです。緑濃い森の中にあり、川や沼地が近いので蚊帳は必須です。
寝具はグリーンで統一されています。
水回り
コンパクトにまとまっています。
バスタブはなくシャワーブースのみですが、こうした町から離れた深い森の中で、例え少量であっても暖かいお湯が出ることに感謝です。
お手洗い
このような土地にあって、水洗トイレであること自体が奇跡的だと思います。
どの程度浄化されて川に流されているのかは不明ですが、ホテル周りで悪臭を感じたことは皆無でした。
プール
ツィンギのトレッキングから帰ってきたらプールにザブン。
夕食まではここでのんびりと過ごしました。
いつ行ってもプールの利用者はおらず常に貸切状態でした。
レストラン
朝と夜のレストランの様子です。
村の中心部まで徒歩で行くには少々遠いため、ここで食べるしか選択肢はありません。
朝食はパン程度です。
レストランの壁に、部屋でよく見かけるキレイな緑色をしたヤモリ(?)がいました。