ジュニアスイート
オーストリアの首都ウィーンにあるラグジュアリーホテルとして有名な「ホテル・ザッハーウィーン」。今回で2度目の宿泊です。
世界中の高級ホテルやリゾートが加盟するザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(The Leading Hotels of the World)の一員でもあります。
ちなみに日本国内の加盟ホテルは6軒。
「帝国ホテル」「パレスホテル東京」
「The Okura Tokyo」「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」
どれも高級ホテルばかりです。
どのホテルも泊まったことはありません、…というか宿泊費を考えると、とてもじゃないけど泊まろうなどと考えたことすらありません。
パブリックエリア
雲ひとつ無いウィーンの青空の下に、堂々とした店構えの「ホテル・ザッハー」。
以前に利用しているから、ここはフロントではなくコンシェルジュデスクだということはわかっています。
コンシェルジュの背後にある掲げられた肖像画の女性は、ホテルザッハーを世界的なホテルへと育てた女性オーナーのアンナ・ザッハーさん(1859〜1930)です。
なかなか凄みがあって迫力ある女性に見えます。
アンナさんの肖像はホテル内の随所で見られます。
こちらはホテル1階の奥まった場所にある「ブルーバー」店内に飾られているアンナさんの若かりし頃。
こちらはもっと若くて娘さん時代の頃。
1870年と記されていたのでアンナさん11歳の時のお姿でしょうか。
ジュニアスイート
今回宿泊した部屋は角部屋です。窓が2面にあるので室内はとても明るいです。
ジュニアスイートで客室面積は40㎡以上。
ベッドのヘッドボード側の壁面が鏡張りになっているので、客室が広く見えます。
ベッド
ベッドの大きさはキングサイズです。
枕元のウェルカムスイーツはもちろんザッハトルテ。
このホテルに滞在すると必ずカフェにも訪れるので、一年分のザッハトルテを一気にここで食べているような気がいたします。
眺望
今回の泊まった客室があるのは、赤く丸印で囲った部分にある角部屋です。
この写真はホテルの向かいにあるアルベルティーナのテラスから撮影したものです。
部屋の南向きの窓からは目の前に国立歌劇場。
そして西向きの部屋からはアルベルティーナを望めます。(写真では見切れて1階低層部の端しか写っていない)
水回り
水回りにも窓のあるビューバスです。日が暮れてから窓を開ければ目の前はライトアップされた国立歌劇場を眺めながら風呂に浸かることが出来ます。
洗面台はダブルシンク。写真には写っていませんが、左側にガラス扉で仕切られたお手洗いがあります。
ザッハー スパ
こちらのホテルのバスアメニティはカカオから抽出したチョコレートの香りがするオリジナル製品が使われています。
それらを使用した「タイム トゥ チョコレート」なるスパが館内にあるので利用してみました。
スパのメニューは4つ。
A TASTE OF CHOCOLATE
シルキーチョコレートの濃厚なマスクを使ったディープクレンジングピーリングマッサージで活力を与える。 60分、€150.00
A DREAM OF CHOCOLATE
引き締まったピーリングマッサージと「チョコレート」を使った全身マッサージによる、クリーミーなチョコレートケア。 60分、€150.00
A SENSATION OF CHOCOLATE
ココアバターでマッサージ、保湿ボディマスクと「チョコレート」ボディケアで締めくくる。 60分、€150.00
A SYMPHONY OF CHOCHOLATE
濃厚なチョコレートラップ、カカオ豆のピーリングマッサージ、栄養のあるチョコレートボディマスクでリラックス。最後は甘いチョコレートボディケアのマッサージ。
90分、€250.00
施術中の写真は不可能なので画像はホテルのホームページより拝借。
甘い香りに包まれて、スイーツ好きであればなんとも言えぬ至福の時。
なんだかチョコレートを全身に塗りたくっているかのような背徳感。
スパが終わったら速攻で「ザッハトルテ」を食べに行こう!という気分になります。
画像引用:Hotel Sacher Wien
サウナ
宿泊客であれば無料で利用できるサウナもあります。ハーブを使ったサウナで香りが良く、とても気持ちの良い空間でした。
あまり知られていないのか、滞在中に何度か利用しましたが自分以外に利用している人と遭遇したことは一度もなく、常に貸切状態でした。(だから写真が撮れたのですが)
木の椅子ではなくてソファです。
だから座り心地がよくて長居してもお尻が痛くなるようなことはありません。
サウナエリアにある照明が凝ったデザインでした。
サウナの前に24時間オープンのフィットネスセンターで汗を流すのも良いかもしれません。このホテルに滞在すると「ザッハトルテ」ばかり食べることになるので、運動しなければという強迫観念に駆られます。
画像引用:Hotel Sacher Wien
汗をかいた後は、着替えて外に出ると、身体がキュッと引き締まる様で実に気持ち良かったです。
夜風に吹かれながら、アルベルティーナの前から、国立歌劇場側の角部屋にある自室を眺めます。
ホテルの入口はライトアップされて荘厳な雰囲気が漂っていました。
朝食
朝食会場は白色のレストランでいただきます。
ホテル内には幾つかレストランがあり泊り客以外も朝食利用が出来ますが、こちらは宿泊客専用の朝食会場となります。
朝食はビュッフェ形式です。こちらはエッグステーション。
朝からザッハトルテを好きなだけいただけます。
彩りも鮮やかなサラダバー。
日本茶もあります。その名も「煎茶先輩」?
普段はホテルの朝食を食べることはありませんが、こちらの朝食はどれも美味しそうだったので食べることにしました。さぁ食うぞ!
ホテル玄関には警備付きの車列が。VIPも宿泊しているんですね。