「バンガロー ビーチフロント」
マダガスカル南西のリゾート地アナカオにあるホテルです。
アナカオは海岸線に沿っていくつものホテルが並んでいますが、その中でもこちらのホテルは北側に位置しています。アナカオの町からは約1km程度離れており、食事に出かけようと思うと、夜は街灯の無い真っ暗の砂浜を歩くことになります。
グーグルマップでは町の近くの海岸にホテルが記されていますが間違いです。
実際は「Atlantis Madagascar」と「Hôtel Eco Lodge Lalandaka」の間に位置しています。
パブリックエリア
ホテルのセンターハウス付近から見たバンガローの並びです。
波打ち際から少し高いところに位置しており、波音も気になりませんでした。
モザンビーク海峡の眺めも広く、見晴らしいの良いベストポジションにバンガローが並んでいます。
レセプションやレストランのあるセンターハウスです。
センターハウス周辺はちょっとしたガーデン風の作り。マダガスカルだけに珍しい植物が多くて面白いです。
ちなみにレストランの様子はこちら。肉や魚料理があります。
リゾートのバンガローはビーチフロント以外にガーデンビューもあります。駐車場から近いのはガーデンビューです。宿泊した際は他に客がおらず、どちらに泊まっても同一料金だというので、私はもちろんビーチフロントにしました。
バンガロー内の様子です。
ベッドは蚊帳付きです。
ここでは蚊は見かけませんでしたが、Gがいるので安心して寝るのに蚊帳は欠かせません。マダガスカルに来てからGを頻繁に見ているので、Gへの耐性は相当向上しました。
日本では室内にGが出ると、飛び上がっていましたが、もはやちょっとやそっとじゃ驚かなくなりました。これは自分にとって良い経験となりました。
クローゼット
扉を開けるとGがお出迎えしてくれました。
もう慣れっこで、踏みつけて外に捨てました。
屋根がリゾート感を醸し出しますが、この手の屋根の中には虫が潜んでいます。
眺望
掃き出し窓の向こうに広がる砂浜とモザンビーク海峡。
水回り
質素なつくりです。水量はそれほど無く、排水性もあまりよくありませんでした。でもお湯が出るだけ良しとしましょう。
洗面台
お手洗い
マダガスカルのこのような土地に水洗トイレがあるというだけで奇跡的です。
それにしても汚水処理をどのようにしているのか?不安です。
バンガローの前にはマダガスカルらしい枝ぶりの複雑な木が生えていました。
洗濯物を乾かすのにちょうどよく、一晩置いておけば風に吹かれて乾いていました。
バンガローの前にはガゼボがあります。他に宿泊客がいなかったので貸切状態でした。
ビーチベッドに寝転んで、モザンビーク海峡に日が沈む様子を眺めていました。
静かです。ホテルのスタッフ以外に敷地には誰もいません。
「アナカオオーシャンロッジ」と比べると設備面はかなり劣りますが、ロケーションはこちらの「プリンスアナカオ」の方が秀でていると思いました。
早くに目が覚めた朝も、朝食の時間までガゼボでぼんやりと過ごしていました。
浜辺を街の人が歩き、沖合には漁にのでしょうか、帆を上げた船がゆったりと。