「2等室」
注)これはコロナ禍以前の乗船記です。
対馬の海の玄関口、厳原港。昭和47年から使い続けているフェリー埠頭は博多行きと韓国・釜山行きとを同じターミナルで使用しているため、待合室も狭く、手狭になっているそうです。ジェットフォイルの乗降もしずらく、駐車場も狭くて遠く、周辺に憩いの場もありません。
そこで新たに国内ターミナルを建設することになり、2020年12月10日に供用されました。
この乗船記はそれ以前の厳原港の様子です。
博多を10時に出港した「フェリーきずな」が近づいてきました。対馬にやってきたときも、この船、この便でした。
14時45分に厳原到着、まもなく接岸です。
車両の出入りが始まりました。厳原港は船の近くで作業の様子を見ることができたので、大変興味深かったです。
船は折返し、厳原15時25分発、壱岐の郷ノ浦に寄港して博多に向かいます。博多には20時10分の到着予定です。
車両甲板の様子です。壱岐で下船する車から先に案内されます。
往路と同じく、2等室の座敷に居座ります。
人の出入りが最も無い、部屋の隅っこにしました。
厳原を出港して約2時間、17時30分に壱岐の郷ノ浦で下船しました。
ハンディGPSで記録した対馬〜壱岐の軌跡です。距離にして34,7海里、約64kmでした。