注)この乗船記はコロナ禍以前のものです。
一泊した壱岐を離れます。海がとてもきれいな美しい島でした。今度は海水浴の出来るシーズンに訪れたいものです。
さて、行きに来た時は郷ノ浦港でしたが、帰りは印通寺港から唐津に向かうことにしました。
島のメインとなる玄関口は国の重要港湾でもある郷ノ浦港なので、ここ印通寺港は乗船時刻が近づいても、ひっそりとしていました。
印通寺港フェリーターミナルは港に突き出た突堤の先端部に位置しているので、周囲には何もありません。建物の1階に売店や自販機はありますが、食堂などは無いので、空腹で訪れると途方に暮れます。これから乗船するフェリーにも食堂などはないので要注意。
フェリーターミナルで唐津東港行きの乗船券を購入します。船室は2等のみです。
唐津〜壱岐(印通寺)航路に充当される「エメラルドからつ」がやって来ました。この船と「ダイヤモンドいき」の2隻が運行しています。
船の全長は75.3M、総トン数984トン、航海速力15,5ノット。
ぐるっと方向転換します。船を見ていていつも思うことですが、狭い港内で大きな船を操船する技術にはホント感心します。自分が船長だったら何回ぶつけるのだろう?
車両甲板です。積載台数は約46台ですが、この日はご覧のようにがら空きでした。
船内は2階建て、すべて2等室となっています。
下記船内図 引用: 九州郵船 | 船舶紹介
1階の軽食カウンターにはお湯の電気ポットと冷水機、紙コップが常備。
自動販売機コーナー。
2等の椅子席です。ビニール張りのシート地はどこかレトロ感があります。
とは言え決してボロいわけではなく、2007年に就航した船は綺麗な状態が保たれていました。
2階に上がれば横になれる座敷席もあるのですが、唐津までの航海時間は1時間40分ほどなので、椅子に座って外の景色を眺めることにしました。
出港しました。印通寺15時30分発、唐津東には17時10分に到着です。