「キングデラックス ベイビュー」
インドはムンバイのチャーチゲートにあります。マリンドライブの名前が付いているように、ホテルの目の前にはバック湾沿いに延びる遊歩道の「マリーン・ドライブ」が伸びています。
このあたりは都市景観条例でもあるのか建物の高さは低く抑えられています。よってホテルも比較的小規模な建物で客室数もそれほど多くはありません。
宿泊客もそれほど多くはないでしょうから、大人数向けの施設にする必要は無く、ロビーも小規模です。そのためか非常に落ち着いた雰囲気が漂っていました。
こちらは夜のホテルとロビーの様子です。隠れ家的なホテルといった雰囲気が漂っています。


エレベーターホールや廊下にあるオブジェなどは、詳しいことはわかりませんが、インドの遺跡にありそうな感じです。


エレベーターで客室階へ上がります。本日の部屋は6階でした。カードキーをセンサーにかざさないとエレベーターは動かないタイプです。
フロア図(避難経路図)
客室ドアに掲示されていた避難経路図です。こうしてみると1フロアあたり10部屋程度でしょうか。
ドア回り
ドアを入って左側(写真では右側)が全面鏡になっていました。
主電源はカードキーを差し込むタイプです。掃除ボタン類はタッチ式です。


ドア付近から客室内部を見た様子。そして入って右手には水回りのブースがあります。


バゲージラックは広々として使いやすい大きさです。また部屋の入口に近い側に置いてあるのも使い勝手が良いです。
クローゼット
クローゼットは入口を入って左側の鏡面の中にあります。バスローブは2着。


アイロンとアイロン台 靴べら類は厚みのある木製


ハンガーとスリッパ。スリッパはインターコンチネンタルの刺繍入りのものではなく、タグが縫い付けられたタイプでした。


セーフティボックスとランドリーバッグ


壁の飾りが武器になりそうです。


エアコンはシーメンス製
キングデラックス ベイビュー
おそらくこのホテルの中では一般的な部屋だと思いますが、それでも部屋面積は44㎡あるので広々としています。窓が床面近くまである大型サイズなのも、広々とした印象を与えてくれるのかもしれません。
別角度で窓側から見た部屋の様子です。


キングサイズのベッド
一人で寝るには十分すぎる大きさです。
枕は柔らかすぎず硬すぎずで丁度よい感じでした。ベッドの上にはインルームスパの案内が置かれています。このホテルでは「ウェルカムスパ」なるものが部屋で出来ます。ホテルのスタッフに勧められましたが、当方はマッサージをされると、くすぐったくて大笑いしてしまうので遠慮すると、スタッフの女性は「え、なんで?」的な表情をしていました。


ヘッドボード
左右に分かれています。こちらはベッドに向かって右側の読書灯とサイドテーブル。
アロマが置かれています


照明スイッチ類は苦手なタッチ式です。このタイプはスイッチの反応が遅いと照明のオンオフにタイムラグがあるため、「あれ?消えない」などと思い再度スイッチにふれると、再点灯したりするので困ります。幸いこちらのスイッチは反応が良かったので大丈夫でした。
こちらは向かって左側のサイドボードです。
ミネラルウォーターに電話


BOSEのスピーカー
机まわり
人造大理石の天板を持つ立派な机ですね。生花も飾られています。
壁面取り付けのアーム式ライトスタンドと電話機。机横の壁面にコンセントがあるのでパソコン作業はしやすいです。


テーブルの引き出しにはステーショナリー。
ワーキングチェアも立派なものです
FAXまであります。宿泊客はビジネス利用が多いのでしょうかね。
FAXの横にはホテル案内やレターセットが置かれています。客室のスペースに余裕があるから出来るのでしょうが、このように天板の上に余計な物を置いていない方が、作業前に机上の片付けをしないで済むので助かります。


ルームサービスメニューやワインリスト。朝食はインターコンチネンタルにしてはかなりお値打ちな価格です。


空気清浄機
窓辺にはソファセットもあります。
ラウンジテーブルには英字新聞と雑誌があらかじめセットされています。


オットマン付きなのでくつろげます。
テレビボード
テレビのリモコンと視聴可能チャンネルです。NHKは映りませんでした。


ウェルカムフルーツ ミネラルウォーター


テレビボードの扉をあけると冷蔵庫
ミニバーのスナック
カップやグラス類
冷蔵庫内は、ある程度なら持ち込み品も入れられるスペースがあります。
引き出しを開けるとティーバッグなど。
電気ポット
ウェルカムギフトはインターコンチネンタルのロゴ入りの小銭入れ?でした。


眺望
シービューの部屋だけに眺めは良かったです。窓から左手を見た眺め。
右手を見るとこんな感じ。遠くに高層ビル街が見えます。


ちなみにシティビューだとこのような風景で、それほどムンバイらしさは感じられません。一方で夜景に関してはシービューの場合だと、それほどたいした眺めではありませんでした。


水回り
大理石チックな壁がゴージャスです。バスタブ側の壁面は全面鏡張りなので視覚的にも広く見えます。
バスタブは充分に足が伸ばせる大きさです。


シャワーブースもあります。レインとハンドの2タイプで水圧も水量も、そして肝心の排水も問題ありませんでした。


シャワーヘッドやカランの汚れなども無く清潔感があります。


シャンプー類はインターコンチネンタルでおなじみの「アグラリア」です


洗面所
寝室との間にはロールスクリーンをおろすことで目隠しすることも出来ます。


シンクは小ぶりなので、顔を洗うときは上品にならざるをえません。
石鹸なども「アグラリア」製品です。 バスソルトやローズもあるのでバスタイムが楽しくなるでしょう。
洗面台下の引き出しにはグラスや袋入りのドライヤー。アメニティには歯ブラシも備わっていました。


ゴミ箱 体重計


シャワーブースの隣がお手洗い


当たり前ですがウオシュレットではありません
ターンダウン後の様子です。
最上階にあるプールに行ってみました。宿泊客はもちろんのことスタッフも誰一人としていませんでした。
ムンバイのシティビューとベイビューを楽しめるプールをひとりで独占出来たので気持ちよかったです。


誰もいないのでベッドは自由に使えます。



ベッドで横になり、暑くなったらプールに潜って身体を冷やす…を繰り返していました。


時折スタッフが巡回に来る程度の誰もいないプールです。そのせいかハトが水を飲みに来ていました。
水面にハトの羽が浮かんでいました。衛生面で少し心配ですが、インドらしくて良いのではないでしょうか。
プールサイドにあるシャワーで洗い流して部屋に戻ります。

