「スーペリアツイン」
京都市下京区柿本町にあります…と言っても分かりづらいですね、堀川五条の交差点近くにあります。鉄道系のアクセスはあまりよくありませんので、私は京都駅からホテルのシャトルバスで向かいました。夜の8時近いチェックインでしたが、私以外にもバスの利用者が数組いました。とは言え全てがチェックイン客というわけでもなく、既に宿泊していて街に出た帰りの足として使っている方も見受けられました。
国道1号から見るホテルの外観は車寄せも広く、レンガ調の壁面が昔ながらの東急ホテルといった感じで高級感のある佇まいです。
ホテルの開業は1982年10月15日と、かなりの年月を経ています。それでも館内がキレイなのは2015年に1ヶ月間休館して大規模リニューアルを行ったからです。
プレスリリースによるとリニューアルのコンセプトは、「山水の美が彩る雅な佇まい」、ホテル各所に散りばめた、いにしえの京の趣きと、日本建築業会賞、京都美観風致賞受賞に裏づけされた雅やかな設えを継承し、さらに上質な空間へと改装したとのことでした。
今回私が宿泊したスーペリアのある5階客室フロアでは、私に美的なセンスが無いため「山水の美」を感じ取ることは出来ませんでした。ただしロビーやエントランスは京都らしいインテリアで見事でした。
エレベーターかご 客室階のエレベーターホールと廊下
フロア図(避難経路図)
ホテルは地上7階地下2階、客室は全430室と大きなホテルです。
建物はT字型のレイアウトをしており。廊下の突き当りに行けば非常口があります。
ドアまわり
クローゼットの扉には布状の壁紙が貼られていて、目に優しい風合い。
クローゼットの内部は奥行きこそあまりないものの、幅があるので収納力は高めです。
シューケア用品もひととおり揃っています。
ハンガーは木製、プラスチック製ハンガーにはランドリーバッグが掛けられています。 スリッパは使い捨てタイプと、消毒済みの使い回しスリッパの2種類。好みに合わせて選べるのは便利です。滞在中に客室内でスリッパを履いている時間って意外と長いので結構大切なことだと思います。
セーフティボックスは土台にしっかりと固定されています。
スーペリアツインルーム
部屋面積は23.8 ㎡~26.9 ㎡
別角度(窓側)から見たベッドの様子です。
ベッド
サイズは110cm×203cmの一般的なシングルサイズのベッドです。
枕は2個とクッションが1個 ナイトウェア
両ベッドの間にサイドテーブルが設置されています。天板上はいろんなモノが置かれていますが、スマホや眼鏡を置く程度なら問題なさそうです。
机まわり
ベッドの足元側に机があります。テレビボードと一体化しているので横幅があり、広く使えますし、見た目にもスッキリしています。アクセントウォールとベッドスローが同じ柄なのが洒落ています。
机の上はスッキリと片付いているのですぐに作業にとりかかれます。
一方で椅子はワーキングチェアという感じのモノでは無いので、長時間の作業は疲れそうです。ここのホテルを出張で使う人はそんなに多くは無いということでしょうか。たしかに駅からのアクセスは悪いですからね。
デスクスタンドも雰囲気的なものであって、デスクワークをするにはやや照度が不足しています。 コンセントは天板上に2口あるので使い勝手は良いです。
引き出し内にはレターセットや観光案内。
テレビ テレビボードの横にはラゲージスペース。
冷蔵庫はミニバーのドリンクが入っていますが、持ち込み品も多少は入りそうです。
電気ポットはわざわざ引き出しの中にしまわれています。そして容量が大きいです。
ティーセット コーヒーはドリップで煎茶も伊藤園とかではない、今まで見たことのない製品でした。
曲線が可愛らしい空気清浄機 エアコン操作部には場所柄英語表記もあります
ソファセットというか椅子が2脚。テーブルと共にスクエアなデザインなので部屋の印象がスッキリとします。
貸し出し品のリスト
眺望
堀川通りに面した部屋でした。ホテル前の車寄せスペースが広いので、大通りが目の前にあるとは言え、騒音に悩まされることも無く、朝までグッスリと寝られました。
水回り
シティホテルにしては、それほど広さは感じられません。とは言え壁面や床のタイル張りがビジネスホテルとの違いを表しているように思えます。
バスタブは足を伸ばせるサイズです。
シャワーヘッドも大きく水量も充分でした。
カランなどの水栓機器に水垢などの汚れはありません。物干しロープのたるみも、現時点ではまだありませんでした。
シャンプー類は資生堂のAMENITY
洗面台
シングルレバー混合栓なので温度調節が容易。コレに慣れていると時たま出くわす2ハンドル式の水栓が不便でなりません。
タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類。
ドライヤーはすぐに使えるように袋には収納されていません。個人的にはこうしてもらった方が手間が省けて便利なので助かります。
アメニティは東急ホテル共通のもの。
お手洗い ウォシュレットの操作部は便座に付随しているタイプ
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