「スーペリアツイン」
注)これは「グランドニッコー東京台場」の前身「ホテルグランパシフィックLE DAIBA」の宿泊記です。
2016年のリブランド後に高層階を中心に大規模なリニューアルが行われています。
よって客室などの様子が大きく変わっている可能性があります。
ただしこの宿泊記で泊まったレギュラーフロアの部屋は、未だリニューアルが行われていないので現在も変わらないと思います。
港区台場にある大型ホテルです。最寄り駅は「ゆりかもめ」の台場駅。
正直なところ、交通が不便なのでビジネスユースには不向きでしょう。
一方でお台場を中心とした湾岸エリアの観光にはうってつけの立地だと思います。
それにしても最近はこの様な大型ホテルの開業を久しく見ていないような気がします。このホテルの開業時はイケイケの時代だっただけに、これほどまでにバブリーなホテルが出来たのでしょうか。
館内を歩けば、ある意味で現代史を肌で感じる体験が出来るような気もいたします。
ホテルの歴史は1998年6月1日に「ホテル・グランパシフィック・メリディアン」として開業。
京急電鉄が創業100周年事業の一環として日本生命と計画を進めていたものでした。
当時の運営は京急都市開発で、品川駅前にあったホテルパシフィック東京と同様に、ル・メリディアンホテル&リゾートと提携していました。
2008年6月1日にサミット・ホテルズ&リゾーツとの提携に変わり、「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」に改名します。
無駄にスペースのある館内では絵画の販売も行われていました。誰一人として見ている人はいませんでした。
2016年7月に運営会社のホテルグランパシフィックがオークラニッコーホテルマネジメントに売却されて「グランドニッコー東京 台場」にリブランドしました。
大きなチャペルです。
とまぁ色々と変遷のあったホテルです。ややこしいのが隣のヒルトンがかつて日航ホテルだったので、昔の記憶で間違えそうになることが度々あります。
部屋の窓から見えるコイツです。
館内散策をしていたら、相当時間がかかりそうなので切り上げて客室に向かいます。
エレベーターホールとエレベーターかご内。
本日の部屋は11階でした。エレベーターを降りてから部屋にたどり着くまで距離があります。
まだ歩きます。途中のアイスベンダーで氷を補給したくなるほどです(嘘です)。
フロア図(避難経路図)
ソレもそのはず。宿泊客用エレベーターは偏っているので、反対側だと距離があるのです。廊下は8の字とでも言いましょうか、変わったレイアウトをしています。
扉まわり
白色を貴重とした室内。ホテルのコンセプトは「21区のパリ」なので、そういうこと?
主電源はカードキーをスロットに差し込むタイプです。清掃依頼はボタン式。
クローゼット
大型なので収納力は文句なし。観光の方は荷物も多いでしょうし重宝するのでは?
セーフティーボックスは高さがあります。
使い捨てスリッパと、ホテルに似つかわしくない青竹踏み。
ランドリーバッグ
スーペリアツイン
広さは33㎡。6階から17階のレギュラーフロアにある部屋です。
眺望指定は出来ないようです。
室内がやけにオレンジ色がかっているのは、ちょうどモロに西日が差し込んでいるからです。眩しぃ!
ベッド
サイズは120cm✕205cmのセミダブルサイズです。
枕は大小2個ずつ。 ナイトウェアはご丁寧にビニール袋で包装されていました。
サイドテーブルは両ベッドの間にあります。コンセント類はありません。
机まわり
ワーキングデスクというよりはメイク用の机といった感じでした。
椅子は硬すぎず柔らかすぎず。
机の上にはコンセントが1つのみ。
窓辺にはソファが2脚と丸テーブル。
ミネラルウォーターのペットボトル。ラベルはホテルオリジナル。
バーカウンター
左はバゲージラック。
カウンター上の大部分を占めるのはテレビ。
ティーセット類です。
冷蔵庫の中は空っぽです。
眺望
東京港ビューです。左を見れば東京港トンネルと湾岸線。右を見れば品川埠頭。
そして下を見れば「ゆりかもめ」のトレインビュー。
夕景そして夜景の様子です。
低層階だと隣の建物の陰になってレインボーブリッジは見えません。
でもまぁ水面に反射する建物の灯りが綺麗です。
水回り
随分とメルヘンチックはウエットエリアです。女性を意識したインテリアということでしょうか。
洗面台は2ハンドル式なので温度調節が不便です。
アメニティにはバスソルトもあります。
引き出しの中にパナソニック製のドライヤー。
バスタブは足が伸ばせるサイズ。
POLA製のシャンプー類はボトル詰替式。 タオル。
シャワーはハンドシャワーのみ。シャワーのハンドルはワンハンドルでした。
お手洗いのウオシュレット操作部は便座に付いているタイプ。