「エグゼクティブスイート」
モスクワのレスナヤにあります。モスクワの中心地、赤の広場から約3kmの距離に位置しています。
最寄り駅は300m先に地下鉄のベラルースカヤ駅がある市内各所へのアクセスは至便です。また500m先には鉄道のベラルースカヤ駅があるので空港へのアクセスも便利です。
実際にわたしもシェレメーチエヴォ国際空港到着日に、空港アクセス鉄道に乗って、こちらのホテルを利用しました。
このあたりは近代的なビルが多く、どこか西欧の新しい街のような雰囲気で、周辺の飲食店店も今どきな感じの店ばかり。行き交う会社員もどこかイケてる系です。
しかしホテルのロビーはかつての東側のように暗く天井も低く陰鬱とした雰囲気です。
エレベーター
建物は11階建てなのですが案内は8階までの不思議。ちなみに8階はラウンジのあるエグゼクティブフロア。
客室階のエレベーターホールと廊下
赤い絨毯と廊下の薄暗さは、気のせいかも知れませんが少し陰鬱とした感じを与えます。
フロア図(避難経路図)
L字型のレイアウトです。本日の部屋は8階の角に位置しています。
カードキー
扉まわり
チェーン式なのが古風です。
クローゼット
収納部は2つに分かれています。収納力は高く、かさばる冬の防寒着なども余裕で入ります。
アイロンとアイロン台。ハンガーは盗難防止タイプ。
小さなシンクの付いたミニキッチンが備わっています。
シングルレバー混合栓なので温度調節もしやすく使い勝手が良いです。また水栓機器を始めとして水回りは水滴痕なども無くキレイに清掃されていました。
まずは寝室の様子から。
今回は最安値の部屋(スタンダードキング)を予約していましたが3段階アップグレードされて「スイート」になりました。
ロシアのIHG系は数段階以上のアップグレードとなる確率が高いです。
ベッドはキングサイズです。
ベッドの両側にあるサイドテーブルは、ヘッドボードのクッションと色を合わせた白木で、見た目に柔らかな印象を与えます。
バスローブはベッド上に用意されていました。
枕元の灯りは、シェードの付いた灯り以外にフレキシブルアームのLEDもあります。
エアコンはダイキン製。
ベッドルームの家具類の配置状況です。
足元にはテレビ。 バゲージラックは折りたたみ式。
一人がけのソファとコーヒーテーブル。 寝室の小さなデスクはメイク用でしょうか?
寝室の隣りにあるリビングの様子です。1人利用なのでソファは供給過剰。
リビング
シンプルな内装で、豪華さはありません。
この部屋のソファと椅子だけで5人分あります。部屋の定員以上と思うのですが、こんなに椅子を揃える必要があるのか?
ワーキングデスクは広々としていて仕事に集中できる環境です。
角部屋なので机の前と横にも窓があり、日中は明るく開放的な気分になります。
ライトスタンドの光量も多く、夜間のデスクワークでも眼が疲れません。
電話機は使っていないので機能は未確認。ロシア語は話せないので市内通話することもありませんし。
デスクチェアは座面も背もたれ部も厚みがあり、上々の座り心地です。
窓辺にあるひとりがけソファは気分転換にもってこいです。
暖房器具は空気が乾燥しづらいオイルヒーター。自宅でもエアコンよりオイルヒーターを愛用しているので嬉しい。
セーフティボックスは通常タイプ。
ミネラルウォーターはペットボトルで2本。
冷蔵庫内はミニバードリンクが入っています。
持ち込み品を入れるスペースはほぼありません。また自動課金式なので飲み物の出し入れが出来ません。
眺望
のどかな雰囲気が漂う風景です。右手のピンク色の建物は1929年に建てられたキュビズム建築「ズーエフ労働者クラブ」という劇場です。
ホテル前のレスナヤ・ウーリツァには7系統と9系統のトラムが走っています。またホテルの目の前には電停もあります。 夜景はひかえめです。
水回り
タイル張りで明るく広々としています。暖色系の照明が温かみを感じさせます。
水回りに入ると、手前にお手洗いがあります。
そして洗面台。
シンクは深く水跳ねもしにくいです。混合栓がシングルレバーなのも使い勝手の面で優れています。
アメニティはミニボトル式ですが、ブランドはどこのものかわからず。
洗面台の奥にバスタブがあります。
バスタブ足を伸ばせるサイズが十分に確保されています。
シャワーはハンドシャワーのみ。 ドライヤーは壁掛け式なので使いづらい。