「エグゼクティブスイート」
モスクワのスシェフスキーにあります。
「ノヴォリシュスカヤ・エスタカダ」というモスクワの外郭環状道路と、「プロスペクト・ミーラ」という放射状道路が交わる交差点の近くに位置しているので、車を使って市内各所へアクセスするには便利な立地です(朝夕の渋滞はひどいですけど)。
ちなみにシェレメーチエヴォ国際空港からは車で45分です。
地下鉄の場合は最寄りのリジュスカヤ駅から徒歩3分程度です。前述した大通りの交差点の下をくぐった先にあります。
鉄道ではリジュスキー駅が大通りを挟んだ向かいにあります。ラトビア方面の長距離列車が発着している駅で、モスクワ鉄道博物館も併設されています。
エレベーターかご内
建物は地上19階地下1階。なのにフロアガイドは13階まで。ロシアのIHG系列のホテルはこうしたタイプが多いのですが、どうしてだろう?
ちなみに13階はラウンジのあるエグゼクティブフロアです。
客室階のエレベーターホールと廊下です。
今宵の部屋は11階でした。照明が薄暗く寒々しい印象です。
フロア図(避難経路図)
L字型のレイアウトです。当方の部屋は左下角にある1104号室です。
扉まわり
同じ様な材質の建具が並んでいます。鍵がチェーンなのが古さを感じます。
クローゼット
入口に向かって左手にはクローゼットが2箇所あって収納力は申し分なしです。
アイロン台とアイロンもあります。
ハンガーは盗難防止タイプです。
アイロン。2つのクローゼットの間には姿見があります。
「エグゼクティブスイート」
客室に入ると、まず手前側にリビングルームがあります。
実は今回、最安値の部屋(ダブル)を予約していましたが、3段階アップグレードされて「エグゼクティブスイート」になりました。
ロシアのIHG系ホテルでは、数段階以上のアップグレードになる確率が高いです。
質素なつくりですが、のびのびとくつろぐことが出来るのでありがたいです。
ただし今回は1人で宿泊しているので、少々持て余し気味です。
ソファセットも立派です。
自宅にもこれぐらいのソファが置けると良いのですが、スペース的に絶対無理。
窓側から見たリビングの様子です。
右奥が玄関方向。真ん中の奥が水回り方向。そして左側が寝室方向になります。
机まわり
ワーキングデスクとしては十分すぎる広さがあります。
ワーキングチェアの座り心地も上々です。 バゲージラックは簡素な折りたたみ式。
テレビ 電話
机の下にはセーフティボックス。そしてミニバーの冷蔵庫。
ミニバーのプライスリスト
リビングやベッドルームとは別に、水回りの手前にミニシンクが付いたバーカウンターがあります。
円形のミニシンク。でもカップ類を洗うのに重宝します。
電気ポット。ミネラルウォーター。
続いて寝室です。
寝室だけでも十分な広さがあります。
ベッドはキングサイズです。
枕はホリデイ・インなので硬軟2種類。
バスローブはベッド上に準備されていました。
サイドテーブル。コンセントもあります。
フレキシブルアームに付いた白色LEDもあるのでベッドに入ってからもくつろげます。
寝室のテレビ
寝室のテーブルはメイク用でしょうか? ひとりがけのソファとコーヒーテーブル。
エアコンはダイキン製でした。
眺望
窓外にはモスクワテレビ塔がそびえています。夜間はライトアップされます。
眼下は幹線道路ビュー。朝夕の渋滞は激しいです。
そしてリジェンスキー駅。
遠くにモスクワ鉄道博物館の展示車両がかろうじて見えます。
そして最寄りの地下鉄駅となるリジュスカヤ駅の上にあるショッピングセンター。滞在中は結構お世話になりました。
水回り
タイル張りで直線的なインテリアとクールな色合いもあって都会的。
水回りを入ってすぐの所にお手洗いがあります。
さらに進んで左側に洗面台。
シングルレバーの混合栓。シャンプー類はミニボトル式。
バスタブは足が伸ばせるサイズが確保されています。
カランなど水栓機器はどれもキレイに磨かれていました。
シャワーはハンドシャワーのみです。 ドライヤーは使いづらい壁掛け式。
バスタブ側から水回りの入口方向を見た様子です。ご覧のように大変広々としています。