猫が自由に行き来できるのは1階と2階の廊下まででした。
これまで寝室には入れていませんでした。
一度も粗相をしたことはありませんが、ベッドの上にされたら大変なので、入場を固くお断りしていました。
それでも何度か、扉を開けた隙に黒い弾丸となって寝室に侵入することもありました。
その都度、退出してもらっていましたが、本心は自由に行き来してもらいたいものです。
そこでベッドに防水シーツをかぶせて粗相対策を施したことで、寝室を開放することにしました。
いつもどおり2階へと上がっていったシラスでしたが、寝室の扉が開いているのを見ると嬉しそうに「ニャッ」と鳴いて小走りで寝室へと入っていったのが印象的でした。
当たり前のように枕元を独占するシラスとトーゴです。
シラスは布団に潜り込んで顔を出し、光を浴びて気持ちよさそうにしています。
完全に全身を布団の下に潜り込んだままにすることはありません。
その方が、猫を押しつぶす心配がないのでありがたいです。
それでも、ひょっとしたら布団の中に猫がいるかも知れないと思って、ベッドで横になる時は慎重な行動が求められるようになりました。
トーゴに関しては布団の中に潜り込むことは一切しません。
なぜだろう?
布団の中でくつろぐシラスを恨めしそうに見上げています。
そんな目でシラスを見るなら、トーゴも布団の中に入れば良いのにと思うのですが、猫には猫なりの考えがあるのでしょう。
トーゴがくつろぐのはもっぱら布団の上です。
気持ちよさそうにしているのは結構なことですが、私の寝場所を占領されていることが多いのが困ります。
もう少し端の方で横になっていてくれると、私も寝られるのだが…。