猫を飼うにあたり用意する物のひとつに「ベッド」があります。猫を飼うってホントいろんなモノが必要になります。当初はペット産業の戦略に乗せられているだけではないか?と”ヌシ(飼い主)”は疑心暗鬼になりました。😬
でも人間だって固い地べたに寝るよりは、柔らかい布団に包まれたい。大広間でオジサンが放屁☠️したかもしれない座布団を枕に寝るよりは、自分専用のベッドで寝たいよな…と思い直したので、猫用ベッドを用意することにしました。
とは言え、他所様の飼育記などを読んでいると、良かれと思って買ったのに愛猫がベッドで寝てくれないという嘆きの記事を多く目にしました。
猫用ベッドは使ってくれなければ他に流用ができません。とてもじゃないけど人間には小さすぎます。さらにお値段もピンきりとはいえ、大切なお金がムダになります。
…ってことで万が一 猫が気に入らなくても、経済的にダメージが少ない100円ショップの商品でベッドを自作することにしました。
そうして出来上がったベッドがこちら、単にクッションを縫い合わせただけの物です。
とはいっても”ヌシ”が裁縫したワケではありません。”ヌシ”は針仕事に関しては手先が不器用で玉止めすら出来ません。よって”ツレ”に縫ってもらいました。
しかし縫製の面倒臭さを考えると、市販品を買ったほうが楽だったようです。時間をお金で買うってヤツだったんですね(他人事)。
幸い猫達は通称「ダイソーベッド」を家に来た初日から気に入ってくれたようでした。
仲の良い兄妹が2匹一緒になっても余裕の広さです。
1匹ならなおのこと、大の字になって寝られます。
そして寝る時には身体を支える柔らかなクッションのみならず、頭を支える枕も必要だと思いました。たとえば昼寝をしているシラスを見ると、ご覧のようにリモコンを枕代わりにしています。
トーゴも段ボールの縁を枕代わりに寝ています。
それらを踏まえた上で、この自作ベッドが優れていると自画自賛するのは、四方の壁部分が単なる囲いのみならず、柔らかな枕としても使える点でしょう。
それにしても”ヌシ”がこんな寝方をしたら、翌朝は間違いなく寝違えてエライことになるのは必至です。
リビングの消灯後はHueのライトを使って、オレンジ色から徐々に減光して眠りに誘うようなルーティンを組んでいます。
翌朝、猫達の目覚めの表情を見ると”ヌシ”は「よしよし、質の高い睡眠をしたのだな」と都合の良い解釈をしています。
「これはまさしく猫界のシモンズベッドだ(トーゴ談)」
「もう安物のベッドには戻れないわ(シラス談)」←これ以上安いのは無いと思われ。
よく寝、よく食べ、よく遊び、健康でいてください。”ヌシ”はそれだけを願ってます。