注)この乗船記はコロナ禍以前のものです。
口之津港のフェリーターミナルは国道251号沿いにあり、島鉄バスの口之津営業所が併設されていました。道を走っていて、港の交差点を曲がると目の前にすぐにフェリー乗り場が現れる感じでした。
しかしその後、2020年3月20日に口之津港の再編整備事業によって、フェリー乗り場は移転し、新しいターミナルビルも出来たので、この昭和感のある懐かしいターミナルを利用することは出来ません。
下の写真は2020年春に役目を終えた旧・口之津フェリーターミナル。
窓口で乗船券を購入します。
船がやってきました。この航路に就航しているのは「フェリーくちのつ」と「フェリーあまくさⅡ」の2隻です。この日乗船したのは「フェリーあまくさⅡ」の方でした。
総トン数620トン、全長48.35メートル 幅14メートル 旅客定員350名
就航は2015(平成27)年と比較的新しい船です。
船内は新しいだけあって、シートにヘタレや傷や汚れもなく実にキレイなものでした。
島原半島から天草に渡るとなると、陸路だとぐるっと有明海を回ることになり、かなり長距離を走らねばなりませんが、船なら僅か30分です。
利用価値と費用対効果の大変高い航路だと思います。