「スタンダードツイン」
注)この宿泊記は、運営が星野リゾートだった時のものです。
京都市左京区の標高600mの比叡山中腹にあります。比叡の名称が付いているので、漠然と住所は滋賀県大津市と思っていましたが、ホテルの所在地は京都市になります。地図で確認すると京都と滋賀の府県境がホテルのすぐ東にありました。
ホテルは有料道路の比叡山ドライブウェイ沿いにありますが、宿泊者は無料で通行可能です。ただしこの道路は夜間通行止めなので、夜遅くのチェックインなどはできません。夕食を食べに麓に降りて夜遅くに戻ってくるということもできまないので要注意です。
チェックインは夜だったので真っ暗でした。ドライブウェイの営業時間を気にしないといけないのは面倒です。
こちらは日中の様子です。ロビーは広々としています。
ホテルは1999年に、フランスの別荘をイメージしたリゾートホテルとして京阪電鉄によって開業しました。
その後2015年4月1日に、ホテルの運営を星野リゾートに委託し、同年7月1日からは名称を「星野リゾート ロテルド比叡」に変更します。
そして運営委託契約の終了によって、2020年4月1日からは株式会社ホテル京阪(本社:大阪市中央区)の運営に戻り、4月13日からホテル名も「ロテルド比叡」に戻って開業しました。
廊下の幅も広くゆったりとした雰囲気です。
フロア図(避難経路図)
大きな施設と敷地ですが、客室数はわずか29室のみ。
扉まわり
モールディングのある扉がリゾート感を演出しています。
クローゼット
左のバーカウンターと一体化した木目の折れ戸を開けるとワイドな収納スペースが現れます。
木製ハンガーと消臭スプレーのリセッシュ
使い捨てスリッパ セーフティボックス
シューシャインペーパーと洋服ブラシ。入口脇にはアート作品
スタンダードツイン
落ち着いた雰囲気の部屋ですが、リゾート感があるかと問われれば、それほどワクワクするような気持ちにはならなかったです。ちなみにホテルのホームページには部屋の紹介文として以下の記述がありました。
スタイリッシュでありながら、ぬくもりを感じる空間。窓の外には山から見渡す景色が広がり、鳥が心地よいBGMを奏でてくれます。お部屋ごとにフランスの地名にちなんだ世界観をつくっているため、外だけではなく、室内の景色の変化もお楽しみください。
別角度から見た部屋の様子。部屋面積は32㎡あります。
ベッド
枕とクッションが1個ずつ。
ヘッドボードには照明が仕込まれたアート作品が飾られています。
両ベッドの間に時計や照明スイッチのパネルとエアコンの操作部があります。
エアコン操作部がここにあるのは寝ながら操作することが出来る利点はありますが、就寝時以外はベッドの隙間を縫うように近づき、位置的にも屈んで操作せねばならず、不便と感じる方が多かったです。
サイドテーブルはベッドの外側にあります。枕元にコンセントはありません。
ナイトウェアは着心地の良いパジャマでした。色合いも落ち着いて素敵です。
机まわり
シンプルで余計なパンフレット類も少ないのが好印象。
椅子は厚みがあって安定感があります。バゲージラックも趣のある家具です。
テーブル上にはアロマディフューザーがありました。
鍵は昔ながらのキーホルダー式。星野リゾートを紹介する冊子。
窓辺にはソファセット。
ソファの横にはテレビボード。
バーカウンターはダウンライト付きで高級感があります。
電気ポット ドリップコーヒー
冷蔵庫にはコンプリのミネラルウォーターとミニバー。
ミネラルウォーターは比良水。 加湿空気清浄機。
眺望
比叡の山中ビューです。よって夜間は真っ暗です。右の二枚は翌日ですが曇天で下界は見えず。
周囲に食事処など無いので必然的にレストランでいただくことになります。
水回り
リゾートホテルというだけあって、ビジネスホテルのバスルームよりは優れています。
バスタブも広々としています。
シャワーヘッド カランが2ハンドル式なのが不便です。
タオルもふっかふかでした。
洗面台は白色基調で清潔感と明るさがあります。
シャンプー類はTAMANOHADA
アメニティはポーチに入っていました。
ドライヤーはナショナル製
お手洗い