「スタンダードフロア シングル」
新大阪駅にほど近い「ホテルWBF新大阪スカイタワー」に宿泊しました。開業は2020年1月18日と新しく館内はまさにピッカピカ。新大阪エリアでは最高層となる地上32階建ての高層ホテルです。
運営はWBFホテル&リゾーツ株式会社(本社:大阪市北区)。WBFと言えば2020年4月に大阪地裁に民事再生法を申請しましたが、10月に星野リゾートとスポンサー契約を締結し再生計画案を提出し頑張っています。一時期は北海道と大阪に多数展開していたWBFホテルもその多くが閉店しましたが、こちらは数少ない営業中のホテルのひとつです。
地下鉄御堂筋線の改札口からだと歩いて1分とかからない、とても便利な場所にあります。JR新大阪駅からでも正面口から徒歩5分程度です。
パブリックエリア
客室フロアに上がってきて驚いたのは館内の中央部が吹き抜け構造になっていたことです。
手すりがあるとはいえ高所恐怖症の方には恐ろしい構造かもしれません。
またフロアの一部は外廊下式になっていて外気が入るため、通気性は良いものの冬は非常に寒いです。そのため館内は全般的に寒くて客室内も冷えきっていました。
これだけの階数があるホテルですが、驚くべきことにエレベーターは僅か2基しかありません!
混雑する時間帯は地獄を見そうです。
これはチェックアウト時は大変だと思っていたら、案の定この様な張り紙がありました。
そりゃそうでしょう…
エレベーター内部の様子です。
24階迄がスタンダードフロア、25,26階がレディースフロア、27〜31階が天空フロアと別れています。
32階にはレストラン、屋上にはルーフトップバーもあるようですが真冬に屋上に上がる元気さは無いので訪れていません。
フロア図
避難経路図です。
今回はスタンダードフロアでは最上階となる24階に泊まることが出来ました。
高い所が大好きなので眺望が楽しみです。
扉まわり
(写真左下)客室の入口廻り。カードキーをスロットに差し込んで主電源ON。
(写真右下)クローゼットはオープンタイプです。
スタンダードフロア シングル
入口から客室を見た様子です。
シングルの部屋面積は12〜14㎡と少し狭めです。
客室の様子です。大きめのスーツケースは広げる場所を考えないといけません。
窓側から見た部屋の様子です。うーん狭いですね。
ベッド
ヘッドボードには今どきのビジネスホテルらしく電源は設置されているので安心。
ナイトウェアの着心地も良かったです。
三菱電機製エアコンと操作部。
前述したとおり館内が寒いので普段は暖房など入れなくても過ごせますが、こちらのホテルは一晩中28度に設定して丁度快適な室温になっていました。
机まわり
ワーキングデスクはしっかりとしています。机上にパンフレット類もなく片付け不要でコンセントも付いているので作業はしやすい。
テレビと冷蔵庫(スイッチ付き)
冷蔵庫の上部にセーフティボックス
加湿空気清浄機とティーセット
ペラペラの使い捨てスリッパとドライヤー
水回り
水回りは典型的なユニットバスです。
お手洗い
便座はコンパクトなのでしっかり奥まで座りましょう。
バスタブも小さめですがあると無いとでは大違いの設備です。
シャンプー類はPOLA製、アメニティは一通り揃っています。
眺望
窓外の眺望です。新御堂筋に面した東向きの部屋です。
網入りガラスなのとテラス(立入り不可)があるため視界クリアとまではいきません。
左側が新大阪駅です。
24階に位置していますが真下を走る御堂筋線の音が結構聞こえてきます。
とは言え新大阪駅のアクセス面ではとても優れていることと、新しいので清潔感を求める方にはオススメです。