「セミダブル」
東京は赤坂にある「ホテルリズベリオ赤坂」に宿泊しました。
以前からホテルの前をとおるたびに、道路からちょっと奥まった位置にひっそりと佇む存在が気になっていました。
Googleのストリートビューからですと建物が奥まっているために分かりづらいですが、奥に建つ白い建物がホテルです。
ホテルの開業は2015年12月1日、客室数は71室。リズベリオとはイタリア語で目覚めとか覚醒を意味するそうです。 手前にある黒い建物のレストランもホテルと一体開発したもの。旗竿地を上手に活用した開発手法はプロの仕事を感じさせます。調べたらクレディセゾングループのアトリウムという会社のホテル事業のようです。
外観からしておしゃれなホテルだとは思っていましたが館内に入るとその思いは一層強くなりました。建物外観は白を基調としていますが内部は黒が基調となっているようです。
パブリックスペース
エレベーターで客室へ。
フロア図
避難経路図です。廊下は中央にまっすぐ一品あるのみのシンプルなレイアウトです。
扉まわり
客室扉と扉付近の様子です。
ドアを開けて左側にクローゼットのスペースがあります。
クローゼット
クローゼットは今どきらしいオープンタイプです。
消臭剤と使い捨てスリッパ。バゲージラックが備わっています。
セミダブル
扉付近から部屋を見た様子です。セミダブルの客室面積は16㎡。
決して広い部屋ではありませんが凝ったインテリアのおかげで高揚感があります。
インテリアに関しては、サインやロゴ等のアート全般を含めて、国内外で活躍するグラフィックアーティスト兼アートディレクターの川上シュン氏が監修したとのことです。
ベッド
サイズはセミダブルです。
クッションと枕は1種類ずつ。ナイトウェアは肌触りの良いパジャマタイプです。
枕元にはACコンセントがあります。
またエアコンの操作パネルまであるのは珍しいのではないでしょうか。
就寝中に室温を変えたいことって度々あるので、ここにエアコン操作パネルがあるのは案外便利だと思いました。
ベッドにはヘッドボードが無いので少々違和感があります。
面白いホテルだと思ってプレスリリースを調べると運営は株式会社グリーンホスピタリティマネジメント。自社ブランドが「ホテルグランバッハ」なのを知って納得。
机まわり
ワーキングデスクです。机の上はゴチャゴチャとしていますが、広さは充分です。
机上のPanasonic製加湿器も部屋のインテリアにあわせた色をしています。
こんな高級そうな製品があるのは知りませんでした。
バーカウンター
電気ポットやアイスペール。
ティーバッグまで黒色の包装です。
椅子の座面は革張りでオシャレです。
ひとつひとつにこだわりを感じます。
冷蔵庫の中は空っぽです。
HITACHI製エアコン操作部。
テレビとセーフティボックス。
窓は換気ができる程度にしか開きません。
デザイナーズホテルとして備品も販売しています。
確かにレターセットは格好いいです。
水回り
水回りは客室からガラス張りになっているので丸見えです。
左がシャワーブースで真ん中の洗面を挟んで右にトイレがあります。
さすがにトイレは見えないようなレイアウトになっています。
お手洗い
洗面台とトイレとの位置関係はご覧の通りです。
洗面台
洗面台を挟んでトイレとシャワーブースが向かい合います。
タオルとアメニティ
シャワーブース
シャワーブースはガラスで囲まれています。
天井埋め込みタイプのレインシャワーも備わっています。
石鹸類はホテル向けアメニティとして開発されたペリカン石鹸の「プロバンシア」。