「スイート」
カナダはケベック州のモントリオールにあるキャンドルウッドスイーツです。
ケベック州は英語と仏語が公用語ですが、フランス語の方が主で、ホテル名も「ダウンタウン」では無く、フランス語の「サントルヴィル(中心街)」となっていました。
ちなみにこのホテルは棟続きで別のホテルも入っています。
もう一方のホテルは「Hôtel Faubourg Montréal」という名前です。
ホテル外観
フロア図
避難経路図です。エレベーターは2基ですが、客室数がそれほど多くないのでエレベーター待ちは発生しませんでした。
今回はホテル最上階となる14階に宿泊しました。
スイート
キャンドルウッドスイーツは、日本ではあまり馴染みのないブランドですが、IHGのブランドのひとつです。主に北米を中心に300軒近く展開しているそうです。
スイーツの名が付いていることから分かる様に、キッチンを備えた長期滞在向けの施設です。どちらかというとホテルというよりもサービスアパートメントといった感じです。
フロントは1人のみで、チェックインが混み合う時間だと、待ち時間が発生します。
今回泊まった部屋はこのホテルの一般的なタイプの部屋で、リビングとベッドルームに分かれています。
リビング
日本人の感覚からすると十分に広いリビングです。
大型のソファが備わっており、写真の右手に少しだけ写っていますがダイニングテーブルもあります。
窓も上下に大きく視界は良好です。
ちなみに掃き出し窓のように見えますが、窓外にテラスはありません。
建物の外観を見ると9階よりも下は、窓外にテラスが付いていますが、果たしてそのフロアがホテルなのか、それともレジデンスなのかは不明です。
キッチン
ミニキッチンではなくフルキッチンです。全ての設備がそろっています。
ベッドルーム
ダブルベッドが1台。
空調機器などに少し古臭さを感じますが、清掃が行き届いており清潔感はあります。
ヘッドボード側の青色の壁紙が深い睡眠へと誘うかのようです。
眺望
ホテルの目の前の区画に大きなビルが建っていないこともあって、東側の眺望が開けています。
遠くにはシャン・ド・マルス広場の向こうにシティホールが見えます。
その背後にはセント・ローレンス川も見えます。
ホテルの前の通りはルネ・レヴェスク通りです。
ちなみにホテルの目の前にはバス停があり、空港バスの747系統が停車するので、モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港へのアクセスに関しては非常に便利です。
実際に、空港行きのバスをホテル前のバス停から利用しましたが、ホテルをチェックアウトをした後に重い荷物を引きずることなく、すぐにバスに乗れたので大変助かりました。
夜景です。シティホールがライトアップされています。
ルネ・レヴェスク通りは幹線道路なので昼夜を問わず交通量は多いのですが、部屋が14階ということもあって、騒音に悩まされることはありませんでした。
水回り
シンプルな、悪く言えば殺風景な水回りです。
しかし清掃状態は良く、水栓器具にも水垢などの付着は無く、カビなども見当たりませんでした。
アメニティに関しては石鹸が2個しかありませんでした。
てっきりシャンプーやコンディショナーの類はあるものだと思っていたので、結局石鹸で頭を洗うことになり、髪がゴワゴワになって翌朝の寝癖は大爆発状態でした。
バスタブ
小さいながらもバスタブがあります。
シャワーは固定式で先端部が少しだけ動く程度なので使い勝手は悪いです。
シャワーカーテンは清潔で、濡れても臭いがするようなことはありませんでした。