注)このラウンジ訪問記はコロナ禍以前のものです。
インドのニューデリーにある「インディラ・ガンディー国際空港」にあるエア・インディアのラウンジを利用しました。
あまり評判の芳しくないラウンジではありますが、インドのフラッグキャリアの、しかも首都の空港にあるラウンジなのですから、口コミだけにとらわれずに、一度は利用して自分の目で確かめないといけません。「こりゃダメだ」と思えば次からは他のラウンジを利用すればよいだけの話です。
さて、喧騒のインディラ・ガンディー国際空港でチェックインを済ませます。エネルギー溢れるインドの方々は個人的には好きです。
搭乗券と一緒にラウンジインビテーションを受け取りました。
インビテーションの裏側にはラウンジの位置を記した簡単な地図が記されていました。
目指すは国際線のラウンジです。免税店を抜けた先を上階に昇れってことでしょうね。
地図に記されたとおりに進むと、いともたやすくラウンジを見つけることが出来ました。
エア・インディアのマスコット「マハラジャ」がお出迎えしてくれます。
立て看板とはいえ、個人的にはシンガポール航空のサロンケバヤ美女のような、人間を使った写真の方が好みです。
受付を済ませてラウンジ内へ。利用客はほとんどいませんでした。普段は他の利用客のことを考えてラウンジ内で写真を撮ることは自重していますが、これだけ利用客がいなければ写真を撮ることも可能です。
おかげでノビノビと座席を占有出来ます。それにしてもエアコンが効きすぎていて肌寒いです。
ガラスに囲われているこちらの区画は、ファーストクラス客用ですが誰も利用者はいませんでした。ビジネスクラス用と比べて、設備面にそれほど大差は無いように感じました。
汗を流しにシャワールームへ。空いているので待ち時間無しで入室可能でした。
洗面台はワンレバーの混合栓です。水量水圧ともに問題ありません。
アメニティは一通り揃っています。
タルカムパウダーがあるので、風呂上がりに付けてサラサラになれました。
アメニティに印刷されているCENTAUR HOTELがラウンジのサービスを担当しているのでしょうか?
コンセントは日本のプラグもそのまま差し込めますが電圧は要注意。
お手洗いと対面するように、シャワーブースが位置しています。バスタオルは大きめで吸水性は高いです。
シャワーブースの壁面に石鹸とシャンプー&コンディショナーのディスペンサー。
ハンドシャワーとレインシャワーがあり、水圧も排水も問題ありませんでした。
レインシャワーは大きいので全身くまなく浴びられます。シャワー機器はGROHE製でした。
汗を流してサッパリしたら食事です。
さすがは「エア・インディア」だけにカレーが充実しています。ベジ、ノンベジ共に取り揃えています。
カレー好きにはたまりません。ダルカレーもあります。
付け合せも充実しています。個人的に”ゆで卵”と”カレー”の組み合わせが好きなので、この品揃えは嬉しい。
スープもあります。ソフトドリンクは自由に持っていけますが、アルコールはカウンターのスタッフに声を掛ける必要があります。
カレーが好きなので、何杯もおかわりしました。
あまり良い評判を聞かない「エア・インディア」のラウンジですが、個人的には空いていて静かだったので気に入りました。
ただしお酒を飲まれる方にとっては、スタッフに声掛けをしなければいけない点が不便なのかもしれません。