キリマンジャロのタンザニア側の麓に位置するマラングにある「マラングホテル」に宿泊しました。
ホテルの敷地内からキリマンジャロを仰ぎ見ることが出来る山岳リゾートといった感じのホテルで大変居心地が良かったです。
徒歩圏内には飲食店などはありませんが、1km程度歩けば村のマーケットもあるので散歩がてらの気分転換にはもってこいでした。
ホテルは幾つかの建物に分かれています。こちらはレセプションやレストランなどがある中央棟(便宜上そう呼びます)です。
ホテルの中心的な建物で、館内にはレストランなどがあります。レストランの壁面にはキリマンジャロの昔の写真が多数飾られており、現在よりも山頂部の氷河が大きかったことがよくわかります。温暖化により急激に減少しているキリマンジャロの氷河、あと何年存在できるのでしょうか?
レストランは食事時以外でも自由に使えます。庭の緑に囲まれて静かな空間なので大変居心地が良かったです。


ロビーから眺める庭もまた実に美しいです。館内に無駄な照明が灯されていないため、外光と室内の明暗の対比が良い雰囲気を醸し出しています。なんでもかんでも明かりを煌々と灯せばよいというものではありませんね。
ロビーにはライブラリーもあります。おそらく宿泊客が置いていった本だと思います。日本語の本はありませんでした。
庭から見た中央棟。窓が開け放たれて館内に高原の風が吹き抜けます。
ホテル敷地内は数多くの木々や花々に囲まれており、日本では目にすることのない草木が多く、植物好きなら存分に楽しめるはずです。


このような緑濃い敷地内に宿泊棟が点在しています。


私が泊まったのはこちらの建物です。1棟に2部屋あります。
客室の鍵 木彫りのキーホルダー
部屋の様子
ツインベッド
マラリアのおそれもあるので蚊帳付きはありがたいです。
部屋からの眺望はガーデンビューです。キリマンジャロビューの部屋は人気があるので先にそちらから予約が埋まってしまうそうです。
机まわり
ここまで来て仕事はしたくないです。椅子はスツールなので長時間のデスクワークには向いていません。またデスクライトもなく室内の照明もそれほど明るくないので、夜間の机仕事は目を悪くするでしょう。
水はキリマンジャロの麓に湧き出るミネラルウォーターです。お腹を壊すようなことはありませんでした。
ホテル内にはプールがあり、それ用のタオル類だと思います。プールは使わなかったので詳細は不明です。
水回り
まさかバスタブがあるとは意外でした。お湯をためると多少色のついた水となりますが、それほどジャリジャリとした感触もなく心地よく入浴出来ると思います(この辺の感覚は人それぞれですが)。
シャワーはオーバーヘッドタイプのみです。
洗面台はワンレバーの混合栓です。
タオルはクリーニングが行き届いており清潔感のあるものでした。
お手洗い
水圧も問題なしなので連続使用の場合でも水が溜まるのを延々と待つ不便はありませんでした。