スーペリアダブル
池袋駅西口にある高層ホテルです。
雑多な街といった印象が強い池袋。特に西口は飲み屋とか風俗街が多くてあまり寄り付きたくない街でもありました。
その後、西口界隈も再開発が進み綺麗な街へと変貌。その中にホテルメトロポリタンもあります。
池袋駅の周辺には一昔前のビジネスホテルが多く、シティホテルといえば東口のプリンスか西口のメトロポリタンぐらいしかないので貴重な存在です。
ホテルの開業は1985年6月2日と古いです。
元々ここには国鉄の官舎があって、国鉄と東武鉄道が出資した池袋ターミナルホテル株式会社が運営開発主体となり開業。国鉄が出資した初の本格的シティホテルでした
現在のホテルの運営はJR東日本の子会社である日本ホテル株式会社です。数あるメトロポリタンホテルの中でも、こちらは旗艦店です。
ホテル外観
ホテルは24階建てで堂々とした外観です。
大小10以上の宴会場・和洋中伊のレストランや式場をはじめ、ショッピングアーケード・エステティックサロン・美容室・ビジネスセンターなど、池袋西口地区で随一のシティホテルとして存在しています。
現在はJRホテルのひとつですが、かつてはIHGと契約していたのでホテル名が違いました。
1989年4月1日からホリデイ・イン・チェーンとマーケティング提携契約を結び、海外ではホリデイ・イン・メトロポリタン東京として、さらに1993年12月1日からはクラウンプラザ メトロポリタン東京になりました。
当時はまだクラウンプラザの名称は世界で63ホテルしか展開されていませんでした。
そんな中で、ホテルメトロポリタンは日本では第一号のクラウンプラザとなり、またアジアパシフィック地区では七番目でした。
名称変更により欧米、アジア地区からのビジネス客の増加が期待されました。
なお国内では、従来どおりJRホテルグループの「ホテルメトロポリタン」として営業していました。
しかし2009年3月31日限りで提携関係は幕を閉じます。
東京にはクラウンプラザが無いので復活を期待します。
パブリックスペース
広々としたホテルのロビーです。
旧全日空ホテルがリブランドしたクラウンプラザよりも高級な雰囲気があります。
フロア図
避難経路図です。
エレベーターホールを中心に2本の廊下が伸びています。
フロアごとに客室のクラス分けがなされています。
24階がスイートなどがあるメトロポリタンフロア、22〜23階がシティビュー、16〜21階がスーペリア、5〜15階がスタンダードです。
和洋室とユニバーサルルームに関しては5階にあります。
スーペリアダブル
今回は客室上層階(16〜21階)に位置するスーペリアフロアを利用しました。
コンセプトは落ち着いた空間での上質な時間を提供。
客室面積は20〜22㎡とシティホテルらしい面積が確保されています。
温かな木目調とオフホワイトを基調にした内装は落ち着いた雰囲気を醸し、個別空調の導入、加湿空気清浄機の設置、照明器具の増設、液晶TVや遮音性の高い木製ドアの採用で機能性・快適性ともに格段に進歩させ、至福のひとときを優雅に演出しています。
ベッド
サイズは160cm × 200cmのダブルベッドです。
マットレスはシモンズ製。
机まわり
ワーキングデスクがありません。
ソファセットに付随する丸テーブルがその代わりとなります。
テレビボード
テレビを置いておく台があるのであれば、せめてここにワーキングデスクを置いてほしかった。
ちなみに現在は、テレビの位置は壁掛けに変更されていますが、相変わらず机はなく、このローボードが置かれているようです。
客室の備品は以下の通りです。
ドライヤー・Wi-Fi・有線LAN・冷蔵庫・ボイスメッセージ機能付き電話・セーフティーボックス・加湿機能付き空気清浄機・暖房便座付ウォシュレット・スリッパ・ナイトウェア・消臭スプレー・ミネラルウォーター・湯沸かしポット
眺望
西向きの部屋でした。
シティビューですが大都会の風景ではなく郊外ビューといった感じです。
南西方向の眺めです。
遠くに中野界隈が見えます。
西部屋なので夕景を眺められます。
こうしてみると東京の空も広いものです。
夕闇に包まれる東京都下。
水回り
ごく普通のユニットバスです。
ビジネスホテルのユニットバスに比べると多少広い程度で、シティホテルとしては残念な印象でした。
シャンプー類はポーラ製のボトル詰め替えタイプでした。
アメニティ
浴室のアメニティは以下の通りです。
・シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・フェイス&ハンドソープ
・歯ブラシ・歯磨き粉・安全カミソリ・シャワーキャップ・サニタリーバッグ
・ヘアバンド・ヘアブラシ・綿棒・コットン