「スーペリアダブル」
大阪市中央区の久宝寺町にある「都シティ大阪本町」に宿泊しました。
概略
ホテルの開業は「緊急事態宣言」の発令のために、当初の予定から延期されて2020年6月5日になりました。
ホテルの運営は株式会社近鉄・都ホテルズ(本社:大阪府大阪市天王寺区上本町)です。
駅の出口から徒歩2分程度と便利です。
建物は地上16階建て、客室数は308室。
1階には車寄せもあるなど思いの外しっかりとした外観のホテルでした。
ホテル外観
パブリックスペース
ホテル1階玄関
建物1階は入口のみでフロントやロビーは2階にあります。
客室階のエレベーターホール
エレベーターは4基体制なので待ち時間の不満などは特に感じません。
館内は木をふんだんに取り入れたインテリアで落ち着きます。
フロア図
避難経路図です。廊下はL字型で非常口は廊下の端部にあります。
扉まわり
濃色の建具と模様の入ったカーペットとの組み合わせが、自宅には無い雰囲気を醸し出します。
入口から部屋方向を見た様子です。
照明やカーペットの色合いにも落ち着きが感じられます。
スーペリアダブル
部屋は9階なのでスタンダードフロアです。
15、16階がプレミアムフロアです。
部屋の様子を別角度から。
スーペリアダブルの部屋面積は23㎡。ひとりで利用するには充分な広さです。
ベッド
ベッドのサイズは180cm✕200cmで広々としています。
マットレスは「都シティ」のオリジナルベッドでシモンズ社と共同開発したもの。
日本シモンズ社の最高峰ブランド「Beautyrest Luxe」のユーロトップ技術を応用し、身体に優しく ソフトな寝心地が上質な睡眠をサポートしているとのことです。
枕は1種類、ナイトウェアは胸元に都シティのロゴ入り。
サイドテーブル
読書灯は優しい光量でした。
サイドボードにはUSB電源以外にマルチコンセントも完備されています。
エアコンは三菱電機製。
そして最近のホテルでよく見かけるようになった天井埋込型ナノイー発生機「エアイー」も設置されています。
ニオイやカビ菌、ウイルスの活動を抑える効果があるそうです。
ただし青色LEDのパイロットランプがベッドに横になった時に目線に入ると、正直鬱陶しいものがあります。
机まわり
予想外だったのがワーキングデスクが無くて、ソファとコーヒーテーブルのみだったことでした。
このタイプの机は最近開業したホテルの流行りでもありますが、しっかりとした背もたれ付きの椅子に座って机に向かい仕事をする昔ながらのタイプには、正直作業がしづらかったです。
テレビ
4Kの43型でHDMI差込口付き、ChromeCast内蔵。
便利なのは各施設の混雑状況がリアルタイムでわかることです。
この機能も最近開業したホテルにある情報テレビの特徴のひとつでもあります。
視聴可能チャンネルはご覧の通り。
収納関係は一箇所にまとまっています。
クローゼット
ここは流行りのオープンタイプではなく、昔ながらの扉付きタイプでした。
この方が服を掛けた時に見た目がスッキリするので室内の見た目のスッキリさが違います。
バゲージラックもウッディ仕様です。
ハンガー、消臭スプレー、使い捨てスリッパなどのビジネスホテルに必要なものは一通り揃っています。
冷蔵庫の収納力はそれほど高くはありません。
セーフティボックスは引き出し内にあります。
ティーセット
コンプリのミネラルウォーターはオリジナルラベルが張られたもの。
メモ帳とゴミ箱
客室テラス
このホテルの最大の特徴は、なんといっても全室テラス付きということでしょう。
これなら換気もし放題です!
都市部のホテルでこのようにテラスが付いているのは、様々な点で管理も大変でしょうが、ありがたいことです。
眺望
窓外の眺めは船場の問屋街らしく「ファンビ寺内」ビュー!
水回り
続いては水回りです。綺麗好きなのでここが清潔だとホッとします。
洗面台
シンクは使いやすい角型です。
カランはもちろんシングルレバーの混合栓。
シンク下の棚にはタオルと袋入りのドライヤー。
アメニティはひと通りそろっています。
お手洗い
お手洗いは洗面台の奥にあります。
ウォシュレット操作部はリモコン式です。
バスルーム
そして嬉しいのが洗い場付きのお風呂。
私は風呂嫌いですが、独立タイプの風呂なら身体でも洗おうかという気になります。
バスタブの形が少し変わっていてバスタブ長辺の縁が中央に向かって下がっています。
ハンドシャワーも多機能タイプ。
水垢も付いてなくキレイなものです。清掃の人ありがとう!
石鹸類はDHCのWAGOKORO。
風呂嫌いですが、洗い場付きなら風呂に入る気持ちも前向きになります。
これだけ快適なホテルですがこのご時勢、宿泊客はかなり少なそうでした。