「スーペリアダブル」
大阪市中央区久太郎町にある「大阪エクセルホテル東急」に宿泊しました。
最寄り駅は大阪メトロの本町駅です。
概要
開業は2019年11月1日と比較的新しいです。
「南御堂」 真宗大谷派難波別院の「御堂会館」の建て替え事業として作られた「積和不動産関西南御堂ビル」の5~17階に「大阪エクセルホテル東急」があります。
客室数は364室です。
このビルの特徴は日本初の寺院山門一体となったもので低層部は吹き抜けになっており、御堂筋から見るとその奥に寺院が見えます。
建物の形状的に山門には見えませんが機能面では山門になるのでしょう。
ホテルの運営は株式会社関西東急ホテルズです。
パブリックエリア
ホテルのフロントは16階にあるため、宿泊者はまず1階から16階まで直通エレベーターで上がり、チェックインを済ませたらホテル内エレベーターに乗り換えてそれぞれの客室階へ下っていくことになります。
ロビーに飾られていた近未来の大阪の絵が格好良い。
私が泊まった部屋は15階だったので面倒には思いませんでしたが、低層階だとしたら、わざわざ一度16階まで登らなければならない無駄な動線は、少し嫌気を感じていたかもしれません。
ホテルのコンセプトは”大阪万華鏡”。
にぎやかさやはなやかさ、おどろきのある大阪の街を『大阪・万華鏡』というコンセプトに込め、NIPPON+OSAKAを感じられるインテリアで遊び心を演出したホテルとのことでした。
廊下の鮮やかなカーペットの模様はその一環でしょうか?
扉まわり
客室の扉まわりです。
室内は黒とブルーと白を基調とした洗練された色使いで、どちらかと言うと若い世代向けのデザインといった感じがしました。
フロア図
避難経路図を見ると非常にわかりやすいレイアウトです。
これならイザという時でも安心です。
部屋の入口付近から見た様子です。
部屋面積は22.8㎡。おひとり様には充分な広さです。
水回り
お手洗い
写真には写っていませんが左側にトイレの扉があります。
トイレは独立タイプですが、扉が内開きのためにスムーズに退出できない不便さがありました。
洗面所
洗面所は最近増えつつあるオープンタイプです。
水栓はシングルレバーの混合栓で、汚れもなくキレイに磨かれていました。
タオルと袋入りのドライヤー。
アメニティは「エクセル東急」共通のパッケージでひと通りそろっています。
バーカウンター
ティーセット類です。上から2段めの黒い茶筒内にティーバッグが入っています。
スーペリアダブル
ようやくベッドのある空間へ。
カーテンの横に配された大きな姿見が、部屋の広がり感に効いています。
角度違いで部屋の様子です。右手に見える黒色の扉はバスルームの入口です。
ベッド
ベッドのサイズは164cm✕205cm。
枕が2個と円筒状のクッションが1つ。
ナイトウェアは引き出しの中にありました。
ホテルのロゴ入りで肌触りも良かったです。
枕元には各種照明スイッチの他にACとUSB電源も備わっています。
スリッパも部屋のデザインに合わせて黒色です。
クローゼット
クローゼットは今どきらしいオープンタイプです。
下部はバゲージラックとなっています。
ハンガーは肩の部分が幅広になっていて衣服に優しい形状。
セーフティボックスは大きめの印象です。
洋服ブラシやシューシャインペーパーなどは持ち手がオレンジ色の鮮やかなカバンに入っています。なるほど、こうしたほうが壁面にぶら下がっているよりはオシャレです。
タオルもまた同様に棚に置いてあるのではなく、わざわざカゴに入っていました。
洒落たペンダントライトはシルエットが美しいです。
YANMAR製のエアコンは初めて見ました。
テレビは高機能タイプ
高機能になればなるほど操作が難しいリモコンですが、ちゃんと取扱説明書があるので大丈夫です。
机まわり
ワーキングデスクは広々としています。机上の模様は大阪の地図になっていました。
ワーキングチェア以外に布スツールもありました
ワーキングデスクの左側上部にコンセントがあるのでPC作業はしやすいです。
ダイキン製の加湿空気清浄機と消毒液などがあります。今の時代の必需品。
眺望
窓の遮光はロールカーテン方式です。
御堂筋を挟んだ夜景はこんな感じです。 窓の開閉範囲はごく僅かで換気が出来る程度です。
日中の眺望の様子です。基本的に東側はオフィスビルビュー。
西側の部屋の方がもう少し広がりがある眺めです。
バスルーム
バスルームとベッドとの間はロールカーテンで仕切ることが出来る仕組みです。
洗い場付きのバスルームで快適バスタイム。
濃色のバスルームだけに清掃の苦労がしのばれます。
石鹸はコーセーの「スティーブンノル」
シャワーはハンドシャワーのみ
新聞ホルダーも黒色 デザインコンセプトがしっかりしています