IHGのサイトで大阪のホテルを予約しようと調べていると、あれ?と思う表示が。
「ホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋」
こんなホテル知りません。
IHG系のホテルは国内外を問わず新規オープンには目を光らせていたつもりでしたが…。
ポイント泊の場合は20000ポイントと単価がよくないので、泊まるならキャッシュだと思いました。
「ホリデイ・インエクスプレス」としては日本初上陸です。
とは言え、廉価ブランドの初出店はそれほど話題にならないのが悲しいところ。
でも個人的には一番利用頻度の高い価格帯のホテルではあります。
住所を見ると大阪市中央区久宝寺町4−1−12となっています。
グーグルマップを見る限り工事を行っている様子もありません。
ストリートビューで見てみると、ビジネスホテルの「the b 大阪御堂筋」があります。
どうやらリブランドですね。
「the b 大阪御堂筋」のホームページを見ると2021年10月13日付けで閉館のお知らせのプレスリリースがありました。
それによると… (以下引用)
2021年11月30日をもってホテルを閉館いたします。(現時点で既に休館をしております)
…なるほどそういうことでしたか。
ホテルの建物はかなり新しいのでおそらく居抜きで開業するのでしょう。
新大阪の「ホリデイ・イン&スイーツ」も、ほとんどオークウッドの居抜きでした。
その後2021年12月1日にIHGが発表したプレスリリースによると
ホテルのオーナーは「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」というアジア最大級のプライベート・エクイティ・ファンド運営会社とのことです。
建物は21階建てと高層なので、南隣のビルとお見合いになる部屋以外であれば、眺望もそこそこ確保されていそうなので、お得感のあるホリデイ・インエクスプレスになるのではないかと予想しています。(←その後に発表された宿泊価格を見る限り、あまりお得とは思えません)
写真引用:イシン・ホテルズ・グループ
館内もキレイで立派です。果たして価格はどれくらいになるのか楽しみです。←ホリデイ・インエクスプレスにしては強気の価格になりました。詳細は下記。
写真引用:イシン・ホテルズ・グループ
館内のインテリアも新しいホテルだけに洗練されており、場末のビジネスホテルのような雰囲気は皆無です。
出典:IHG HOTELS&RESORTS NEWS RELEASE 01DEC2021
こちらはフロントのあるロビーの様子です。
出典:IHG HOTELS&RESORTS NEWS RELEASE 01DEC2021
立地は地下鉄本町駅が最寄りです。心斎橋駅も余裕の徒歩圏内です。
以前に泊まった「大阪エクセルホテル東急」が隣にあります。こちらのホテルも価格の割には快適なホテルでした。
そう言えば思い出しました。「大阪エクセルホテル東急」に向かう際、随分とキレイな「the b」があるのだなと感じていました。
利用機会の多い「the b赤坂」とは大違いだと…。
今回の新しいホリデイ・インエクスプレスによって。大阪のIHG系列のホテルは御堂筋に沿うようにして北から順番に、新大阪の「ホリデイ・インスイーツ」、梅田の「インターコンチネンタル」、堂島の「クラウンプラザ」、そしてココ、心斎橋の「ホリデイ・インエクスプレス」、難波の「ホリデイ・イン」と見事に縦一列に並ぶことになります。IHG惑星一直列!
ちなみに現時点で予約サイトに日付を入れても「選択された日程には空き室がございません」と表示されるだけで、開業日は不明です。 →12月15日開業です。
大阪のIHG系列は難波のホリデイ・インが未だに休業中ですから、果たして開業日はどうなるのかでしょうか? →12月15日開業です。
価格帯的に食い合うのでは?と心配です。
しかし年が明けて2022年になっても難波のホリデイ・インは未だ再開されず。
そんな状況で、大阪のIHG系ホテルの宿泊費を比較してみました。
1月のとある平日、1人1泊の料金を検索しました。
ホリデイ・インエクスプレスにしては強気の価格と思うのは私だけでしょうか?
”朝食無料”とは言えホテルが自腹を切って客に朝食を提供しているワケでもなく、朝食代を含んだ価格設定なわけで、普段朝食を食べない私にとって、朝食無料はむしろ逆に損をしている感覚になります。
客室の値段は以下のとおりです。(1月のとある平日、1名1泊で検索)
最安値のクイーンで17㎡。1ベッドの部屋は壁面も白一色で単調です。
ツインやトリプルだとインテリアに遊びが感じられるようになります。
1キングと2シングルが同料金なら、ベッド幅は狭まりますが、部屋面積が2㎡ほど広くなるツインを個人的には選ぶかな?
でもプラス2千円弱出せば、キタのアクセスに便利な堂島のクラウンプラザに泊まれるし…。
いづれにせよ、大阪の宿泊先に安価なホテルが仲間入りするのは選択肢が広がって嬉しいことです。
ちなみにこちらのホテル、Expediaやブッキング・ドットコムには掲載されていますが、国内のOTAには登録されていません。