猫暮らしの必需品「爪とぎ」。買っても良かったのですが、「段ボールや麻ヒモにあんな値段を出すのはもったいない!」という根っからのケチ根性によって、これも手作りすることにしました。
購入したのはこちらの麻ヒモです。番手72番、太さは6ミリ、長さが25mと大量にあるので、爪とぎでボロボロになったらヒモを巻き直してリニューアル出来ます。
その他に必要な材料としては麻ヒモを巻きつける芯材。これも家に転がっていた端材を使います。
その他に必要な工具としては、麻ヒモを芯材に固定するためのタッカーとハサミ程度です。
作業はいたって簡単です。芯材の端から麻ヒモをグルグルと巻きつけていくだけ。ところどころで固定するためにタッカーを打っていきます。
緩みがないように麻ヒモをギュウギュウと押し付けながら、巻きつけていくことをひたすら繰り返します。
2本の爪とぎをDIYしました。ただしこのままですと、麻ヒモが油臭いので、天日乾燥させて匂いを落としました。1週間近く干していましたが、それでも匂いが完全に無くなることはありませんでした。恐らく市販の爪とぎはこういう匂いが無いのでしょうね。
さて、猫達に使ってもらいましょう。思う存分ガリガリしてください。
しかし結果は惨憺たるものでした。寝起きに時折ガッシガッシと爪を研ぐ程度で、執拗にいつまでもガリガリするようなことはありませんでした。
「飼い主が作ったらしいから、ちょっとぐらい触っておいてやるか…」的な扱いでした。
ウチの猫が成猫になった頃に、マタタビでも塗りつけてみようかと思います。