「1等スタンダード プレミア」
ベルギーのブリュッセル南駅からイギリスのロンドンにあるセント・パンクラス駅まで「ユーロスター」で移動しました。
この駅は様々な国際高速列車が発着することが案内表示からもわかります。なんともヨーロッパらしい旅情あふれる状況なのですが、駅自体は近代的で情緒はなく、スリや置き引きが構内を彷徨いていて、ある意味ではヨーロッパ的な駅でもあります。手荷物にはくれぐれもご注意ください。
ブリュッセル南駅の構内でイギリスの入国審査があります。日本のパスポートだからノーチェックというような事は無く、きっちりと質問されます。
チェックインは発車30分前に締め切られるので、余裕を持って行動したほうが良いです。チェックインを済ませたらホームに続く入口が開放されるまでは、待合室で時間を潰します。ベルギーらしくショコラトリーがあります。日本で買うよりかは安いです。
時間となったのでホームに上がります。カラフルな列車が既に入線済みでした。
1等の座席は2+1でゆったりとしています。テーブルは引き出し式ですが、私の席のは異様に固くてテーブルを出せずに困っていたら、女性乗務員さんが「フンッ!」と力づくで出してくれました。
座席にはコンセントも設置されています。
ブリュッセルを発車すると次の停車駅はフランスのリール・ユーロップ駅です。
1等車では軽食が出ます。思いのほかボリュームがありました。ワシワシと食べていたら口の中で「ガリッ」と鈍い音がして歯茎に痛みが走りました。しかし突然のことだったので、そのまま飲み込んでしまい正体を確かめることが出来なかったのが悔しい。
歯茎から血が出ました。いったい何が入っていたのだろう?
フランス国内の車窓が流れていきます。平坦な風景なので面白みはないです。
カレーのターミナル脇を通過。ユーロトンネルシャトルが見えます。
ユーロトンネルに突入
トンネルを抜けてしばらく走ってロンドンのセント・パンクラス駅に到着しました。
地下鉄に乗り換えてホテルの最寄駅へと向かいました。