「スタンダードルーム」
JR女川駅の裏手のような場所にこのホテルはあります。
運営はホテル・エルファロ 共同事業体。開業は2017年8月です。
このような平屋建てのコテージのような建物がぎっしりと敷地内に並んでいます。
それにしてもカラフルで実に可愛らしく賑やかです。
これらは国産のトレーラーハウスで、1棟あたり2部屋が左右に分かれています。
同じような建物が並んでいるので、ホテルのレセプションがどの建物なのかが、今ひとつわかりにくく、案内板のみが頼りです。
フロントでチェックインを済ませたら、敷地内の地図をもらって部屋へと向かいます。
本日の部屋は307号室でした。表札のタイルがまた実に可愛らしいです。
玄関周り
なんだか短期滞在型アパートの様な雰囲気で、部屋の奥から友達が出てきそうでした。傘立てに入っている傘は宿の備品です。
玄関に下駄箱があるのが実に家庭的です。
鍵はキーホルダータイプなのでカードキーと比べて紛失する恐れは少ないと思います。これまでホテルの鍵をなくしたことは一度もなく、個人的にはカードキーのほうが外出時に財布に入れておけるので便利だと思っています。
扉周り
左の”ひし形”の小窓が付いているのが玄関ドア。右は水回りのドア。
天井のシーリングファン付きのライトがゴージャスです。
コンテナハウスだと冷暖房効果に少し不安があるので、こうしたファンが欠かせないのでしょうか?
スタンダードルーム
部屋面積は18.15㎡あり、一般的なビジネスホテルよりは広めです。
トレーラーハウスは見た目以上に広かったです。
今宵は1名利用でしたが、これなら大人2人でも十分に広々と使えます。
ベッドの間隔があるので互いの寝息が気になる恐れも無さそうです。
ただしイビキがうるさい場合は別ですが。
枕は1種類のみ。ナイトウェアとタオルがベッドの上にセットされていました。
サイドテーブルには一人暮らしのアパートにありそうなデジタル式の目覚まし時計。
枕元にはコンセントも備わっています。
シンプルな机周り。
机も椅子も木の暖かみが感じられて和みます。
ティッシュペーパーと100円ショップ感のある鏡。
エアコンとテレビのリモコン。
電気ポットに湯呑とコップと緑茶のティーバッグ。 Panasonic製ドライヤー。
冷蔵庫は空っぽですが容量は小さめです。
女川だけに水産系の土産をたくさん購入した場合は不安が残るサイズです。
水産物の購入は帰宅日が良いでしょう。
クローゼットはなくて壁掛けタイプ。
吊戸棚の中にはスペアのティッシュペーパーとトイレットペーパー。
さらにアメニティも入っていましたが、これはあくまでもスペアだと思われます。
窓外の眺望はトレーラーハウスビューです。見たところ宿泊客は相当少なそうでした。
水回り
ユニットバスですが清掃が行き届いていて清潔感があります。
まだ開業から間もないからかもしれませんが、この美しさを頑張って維持してほしいものです。
シャワーヘッドは小ぶりですが水圧は十分にあります。
タオルは2種類のみ。
洗面台は2ハンドルタイプなので温度調整が面倒です。
試供品的な手作り石鹸が室内にあったので使ってみます。
シャンプー類はサイズがマチマチなボトル詰め替え式でした。
アメニティにボディスポンジがあったのが個人的には嬉しいです。泡立ちがよくて洗っている充足感に浸れます。
お手洗いは簡易的なタイプでしたがウオシュレットです。