概要
2021年6月にIHGはタイの大手総合ライフスタイル不動産グループで長年のパートナーでもある「アセットワールドコーポレーション(AWC)」とタイ国内で3つのホテル開発を締結したことを発表しました。今回の契約では、「インターコンチネンタルバンコクチャイナタウン」と、チャイナタウンに作られるブティックホテル(ブランド未定)とIHGの新ブランドであるヴィネットコレクションの「パタヤアクアティーク」の計3ホテル、合計629室のプロジェクトが含まれています。
立地
その中で2024年初頭にパタヤに開業予定なのが、現時点ではオーストラリアのブリスベンにのみオープンしているIHGの新しい高級系ブランド「ヴィネットコレクション」の「パタヤアクアティーク」です。ホテルが建設されるのはパタヤの中心地アクアティーク地区。「ハードロックホテル」の近くで、かつて「グランドソウルホテルパタヤ」のあった場所です。
グーグルマップで更地になっている場所です。
規模
ここにホテルの他に、小売店、飲食店、コンベンション機能も備えたライフスタイルとエンターテイメントの複合施設が建設されます。
客室数は全234室。スイートルームも備えたホテルには、670平方メートルを超えるレストラン、屋上バー、スイミングプール、スパ、会議室も設けられます。
現時点でIHGのニュースリリースなどでは建物外観の完成予想図などは発表されていません。
でも同じ場所にマリオットも巨大ホテルを計画中で、そちらの完成予想図は発表されていました。とてつもなくデカイ規模でした。
引用:the pattaya news
果たしてこれはどういうことなのだろう?
同じ施設に2つのホテルが入居するということでしょうか?
よくわかりませんが2024年になれば判明するでしょうから、その時を待ちます。
タイは日本からも行きやすく食事も美味しくお気に入りの国だけに、開業が今から楽しみです。
余談ですが、今回のプレスリリースによると、IHGとAWCはキンプトンの出店もリゾート地で模索しているようです。
個人的には喧騒のパタヤより、静かな趣のビーチリゾートがある、ライレイ辺りに出来れば行ってみたいと思います。
タイは欧米客も多い強力な成長市場であり、タイ国内には既に8ブランドで32のホテルがあり、さらに33のホテルが建設もしくは計画中です。
タイのIHGホテルの選択肢が増えるのは喜ばしい限りです。