地域を味わうディナーの旅 - CHIKUGO DINNER COURSE-
西鉄が、沿線の食材で自慢の手料理をふるまう。ちょっと特別で、でも誰かの家に招かれたように落ち着く、そんな場所。というコンセプトで走り始めたレストラン列車に乗ってみました。ランチにディナー、ブランチにスイーツなど様々なコースがある中で今回はディナーコースを楽しみました。
滞在先の福岡からだと一旦大牟田まで向かわなければなりませんが、コース料金の中に西鉄1日乗車券も含まれているので時間があれば食事の前に沿線観光を楽しむことも出来ますが、今回は時間がないので大牟田ですぐにレールキッチンチクゴに乗り換える特急で向かいました。
大牟田駅に着くと既にレールキッチンチクゴの車両が停まっていました。
外装は、キッチンクロスのイメージから。美味しさと清潔感を表現しているそうです。
ホーム上にはディナーを待つ人々が乗車開始を待っていました。
時間となったので乗車します。車両は、窯を中心としたキッチンと、ダイニング車両の3両編成52席です。
左下写真が福岡方の3号車、右下写真が大牟田方の1号車。
車内は八女の竹を使用した竹編みの天井、いぶし銀が美しい城島瓦、家具のまち大川の家具、アーティストが描く筑後川など、沿線の地域資源をインテリアとして施しています。
レールキッチンチクゴを紹介する冊子や記念撮影の制帽などもあります。
2号車はこの列車の肝とも呼べるキッチンです。ピザ窯があるのが驚きです。
列車は大牟田駅を 16時40分に出発しました。 福岡(天神)駅には 19時13分に到着です。
本日のメニューです。
ウエルカムドリンク
アミューズは焼きバターナッツの南瓜スープ
ベジタブルプレート 個人的にはこれが一番美味しかったです。
飲み物は別料金です。
ミートプレート
沿線住民の方が列車に向かって手を降ってくれます。それ以外に西鉄職員もまた各駅で歓迎してくれます。となるとこちらも手を振り返さないと失礼なので意外と忙しかったです。
季節限定ピザ
このピザがのっているプレートがピザの形にくり抜かれていて格好良い。
プチフールとハーブティー
列車は帰宅客で賑わう天神に到着 通勤路線の車窓を眺めながらディナーを楽しむ不思議な食事でした。これが普段使っている通勤路線なら尚更面白いだろうなと思った次第です。